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蒼い空の夜明け

《書いてる人》⇒夜明けの敵

「蒼い空に浮かぶキュトス(仮)」
71の大地と10の星が浮かぶ、果てなく広がる蒼穹世界。この日記は、その世界の創世から終末までの「人と神々の物語」についての設定が集まる場です。(最近は停滞しています)

しばらくは「星見の塔トーナメント」についての紀述がメインになると思います。


2007-11-21

http://flicker.g.hatena.ne.jp/Niv-Mizzet/

二回戦はじまっとるー!どの試合も熱すぎる。

騎士と商人の、二回戦開始前の様子を書きました。和やかな感じ。

あと、騎士と商人がであったエピソードを書く予定。それはこっちに載せるか、BBSの物語スレに載せるか考え中。

[][]星見の塔・二回戦直前控え室 はてなブックマーク - 星見の塔・二回戦直前控え室 - 蒼い空の夜明け

 二回戦直前の控え室。

 部屋の中を歩き回りながら、商人は「んー」と唸っていた。

「……変な奴ばっかりのトーナメントだと思ってたけど、次の対戦相手って、あれ、生物なの? ね、あれを連れてきたのって、アンタの姉さんなんでしょ?」

「うーん……。そりゃ、姉妹の誰かが連れてきたには違いないと思うけど、だからってわたしにあれのことを聞かれてもなあ」

 ノシュトリの返答に満足のいかない彼女は、なおも食い下がって質問しようとする。

「だいたいさ、もしあれが優勝したって、賞品なんてほしがるわけないと思うのよ。だってそうでしょ? あれがほしいものなんて食料くらいなもんでしょうよ。それだったら、もしあれが優勝したときはさ、もう一度最初から大会をやってさ、誰が優勝賞品をもらえるかってちゃんと決めようよ!」

「いや、無茶苦茶なこと言わないでよ。わたしがこの大会を直接運営してるわけじゃないんだし、そういうのはもっと上の姉さんたちに言ってくれないと」ノシュトリは言った。「……まあ、どのみち却下されるでしょうけどね」

「とにかくさあ、わたしは納得いかない!」商人は言う。「あれの名前だってさ、リジェネレイトスライムとかいってさ、それって生物としての名前でしょ? それって人間が『人間』って名前で参加してるのと同じことじゃん。そういうの一人としてカウントするのおかしくない? いいえ、おかしいわ。わたしにだってキルシェって名前があるのにさ、せめて名前のある奴を連れてこいって話でしょうよ!」

「……それは、わたしに対する批判なのかしら?」

「それとも、俺に対する皮肉か?」

 ノシュトリと騎士が続けて言って、彼女は自分が言っていたことの意味に気づいた。

「あ、や」慌てて彼女が言う。「別に悪くないと思うよ? うん、悪くない気がしてきた。名前がなくたって参加したっていいよね。名前なんてただの記号だよね? なんだい婆様め、キルシェなんて気障ったらしい名前つけやがって。わたしなんて名も無き商人で十分なのさっ」

 彼女はノシュトリと騎士から目をそらしながら、早口にまくしたてた。言ってることが無茶苦茶なことに変わりないが、ノシュトリと騎士はおかしくて笑ってしまった。

「まあ、だからさ」彼女は言う。「ノシュトリも、ノシュトリの姉さんも、グッジョブ! ってことで……どうよ?」

「く、くすすす……」ノシュトリがこみ上げてくる笑いを抑えながら言う。「そろそろ、二回戦が始まるみたいだから、準備したほうがいいんじゃない?」

「そうだな」騎士は口元に笑みを浮かべて答えた。「名前のないもの同士、いい勝負になりそうだ」

「もうっ」商人が言った。「二人とも、笑いすぎ!」

CorundumCorundum2007/11/24 00:13商人、可愛い、魅力的ですね!
出会いスト-リーも期待しております。

yoakeroyoakero2007/11/24 01:56商人はよく動いてくれるいいキャラです。
騎士がダウナーなので、その分アッパーになってるようです。そのせいで、行商人にしてはちょっと馬鹿っぽい…w

CorundumCorundum2007/11/24 02:01商談に入ったらビシッと決めるんですよね! きっと!w

yoakeroyoakero2007/11/24 02:22そうであることを願っていますw

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