虎すぐるの日記

3001-11-11

ゆらぎ検索

| 18:23 | はてなブックマーク - ゆらぎ検索 - 虎すぐるの日記

検索性が良くないってのは勿体無いね。

作ってみた。


ゆらぎ検索


とりあえずポータルトップの関連ページだけ入れてみた。他にサイトあれば教えてください

追記:ゆらぎアンテナのサイトを追加

     TCG関係追加

     パンゲオン・ライオット関係追加

dario04dario042008/04/08 01:36TCGの派生大会、各試合記述などはポータル外だから補足は難しいかもしれないですね。

trsgrtrsgr2008/04/08 19:16ポータルのリンクから手動で追加しておきました。

2010-05-31

僕のゆらぎの歴史

23:12 | はてなブックマーク - 僕のゆらぎの歴史 - 虎すぐるの日記

flicker.g.hatena.ne.jp/glatan/20100531へのコメントが長くなったので、記事としてのせる。


ゆらぎの神話が衰退した原因はwikiではない。TCGへ興味が移っていくことによって、記述の母体であったBBSの機能不全によってゆらぎの神話は今のような形になった。少なくとも僕はそう思っている。

僕がゆらぎの神話を見つけたのは2007年の終わり頃、ちょうどNivさんのTCGが開催されていた時だ。応募はもう締め切られていたから、ストーリーや参加キャラクターのフレーバーテキストを読みふけった。そこからゆらぎの神話グループのポータルを発見して、『ゆらぎの神話』BBS、ゆらぎの神話百科事典、PBBSを3日間くらいの間むさぼるように読んだ。

その後しばらくはゆらぎの神話から遠ざかっていたけど、TCGの結果が気になって見に行ったのが確か1月の終わりくらい。そこでゆらぎの神話を眺めていたときに、ゆらぎチャットを見つけた。そこには今の回路チャットと同じような風景があって、ここがゆらぎの神話の中心だと一目でわかるような熱気。確かTCGの話題で持ちきりだったのを覚えている。それを見て僕はゆらぎの神話に参加することを思い立って、はてなのアカウントを作り、管理者のうつさんに申請を送り、ポータルに日記を書き始める。

それから一年ほどの間僕はだらだらとゆらぎをやっていた。具体的にはポータル日記に記事を投稿したり、BBSに書き込んだり、TCGWにキャラクターを送ったり、チャットに参加したり。5月にはパンゲオライオットという企画があってそれにも参加した(が、未だに投げっぱなしになっている)。そうして2008年も終わろうとした12月頃、チャットで議論が持ち上がった。ゆらぎの神話はこのままでいいのか、という議論だ。

ゆらぎの神話のゆるやかな衰退は、僕が参加した頃からすでに始まっていたと思う。TCG以前は知らないけど、TCGが終わって以降からぽつぽつとそういう議論はされていた。原因は何なのか、解決策はあるのか、いや、そもそも解決する必要はあるのか。週末にチャットに集まって深夜まで何度も議論をした。ゆらぎの神話はかつての熱気を取り戻していた。

そうやって何度目かの議論をしていたある日、確かポーンさんが、チャットに集まっていた皆に、僕たちはゆらぎの神話に一体何を求めているのか、と聞いた。一人ひとりがそれぞれのゆらぎの神話の理想の姿を語り、その一人ひとりの理想はあまりにも乖離していた。バラバラの目的を持った人間が集まって議論をしても、答えが出るわけがない。そうやって僕らの議論は終わり、結論は出なかった。

いや、結論は出なかったけど、変わった所はある。ポータルのトップ画面が今のレイアウトに変更された。前はもっとリンクだらけでごちゃごちゃしていたものが、初めてここを訪れた人がどこを見ればいいかわからなくなるということで、単純化された。これと前後して、これは完全に僕の主観だが、リンクが張られなくなったことでBBSの書き込みがほとんど止まってしまった。これによってwikiがbbsの記述を分類して保存するという役割から、glatanさんの言うような記述の主体そのものになった。

2009年は、あまり自信は無いが、たぶん、TCGとマーガレットの年だった。というのも、僕は6月に日記を書いたくらいであまりTCGやマーガレットに参加してないからだ。そして今はブレイスヴァが流行っている。「ゆらぎの神話は三つに分けられる。TCG以前、TCG以後、そしてブレイスヴァだ。」今活動しているゆらぎの神話関連は、僕の知るところTCGと、Bigiさんのフウイン再開くらいじゃないか。*1ともかくこれが現在に至る、僕のゆらぎの神話の歴史。

ゆらぎの神話はどうするべきか、これからゆらぎの神話はどうなるのか

23:12 | はてなブックマーク - ゆらぎの神話はどうするべきか、これからゆらぎの神話はどうなるのか - 虎すぐるの日記

先のエントリは過去の話、ここからが現在と未来の話。

ゆらぎの神話がうまくいっていない原因にglatanさんは「矛盾を許容するという主旨なのに矛盾を許容出来てない。」、「百科事典が先にあるからうまくいかなかったのか。」、「方向性が定まっていないというのも原因かもしれない。」、「他の著作のパロディを禁じている(自重するように求めている)のも失敗点の一つ。」というのを挙げる。

それは原因の本質じゃない。原因の本質は、身も蓋も無いが、ゆらぎの神話よりWCGの方が面白くて、ゆらぎの神話に飽きたからだと思う。

別の見方もできる。当時の会議のログの痕跡をここに見ることができる。つまりゆらぎの神話のやろうとしたことはニコニコ動画が実現した。神話を広める価値はとりたてて存在せず、それでも神話を広める方法を考えると、ブクマが集まるようなエントリーを書くしかない。

自分で書いてて悲観論過ぎてアレだが、僕はゆらぎの神話が好きだし、活気が戻ればいいなと思う。ただ、心内で思っているだけで、実際やっていることといえば数ヶ月ごとにエントリを上げることぐらいだから、早々変わるとは思えない。ほんとどうしたらいいんでしょうね。

*1:僕の観測範囲が狭いだけの可能性もかなりあるので、ほかにあればコメントで教えてほしい。

2010-05-01

ブレイスヴァの創造神話注釈版

| 06:24 | はてなブックマーク - ブレイスヴァの創造神話注釈版 - 虎すぐるの日記

ブレイスヴァ*1は六世紀*2中頃に紀人*3化、50年の内に三大陸*4征服、紀元神軍*5を半殺しにした後、セルラ・テリス*6のゲルシェネスナ*7を弑し、72のキュトス*8を弑し、復活したメクセト

*9を弑し、永久機関のグレンデルヒ*10を弑し、最終兵器マロゾンドタッチ*11を弑し、主神アルセス*12と一騎打ちになった挙句、紀元槍*13に貫かれても死なないので諦めた創造神アレ*14LivedoorWikiを作ってひきこもりました*15。おわり。

*1:二つ名は終端を弑する者ブレイスヴァ。五世紀に生まれ、カシュラムの軍人であったがクーデターの鎮圧を機に国の実権を掌握。寡頭制は部下の我神十二限界による統治に置き換えられカシュラムは瞬く間に版図を広げていった。後述のように紀元槍に貫かれるが死ななかったため、今なお彼は紀元槍のどこかに刺さったままである。

*2:義国創始者イエーナギールと鈴国指導者アグメレミルの生誕年を紀元とする新史暦に基づく

*3紀元槍に触れ神性を得た人間の属性を指し、いわゆるギリシャ神話のヘラクレスのようなデミゴッド(半神半人)である

*4:当時の技術を持って到達しえた既知世界に相当する本大陸(紀元槍が貫き紀元神群の住まう大陸)・チャカ大陸(本大陸の南にあり、唯一神信仰が盛んである)・東亜大陸(かつて本大陸と庭山門(門とは大型の扉(扉は二点の半永久的な空間のつながりで、いわゆるどこでもドアである。地理・歴史・政治・軍事・経済・地政学的にきわめて重要)の総称で、世界に合わせて十数の門が存在する。門の多くは散らばった大地の時代に作られたとされる。)を通してつながっていたが、ジャッフハリム王国の滅亡と共に東亜大陸側から封鎖される。東亜大陸は本大陸の東の果てにそびえる水壁の向こうにある。)の総称であり、現在で言うところの旧世界。三大大陸征服という偉業はメクセト・ブレイスヴァの二人によってしか成されていない。

*5パンゲオン世界を統治する紀元神群のうち、南東海諸島からやって来た南東からの脅威の眷属や、パンゲオン世界の外から侵入した飛来神群といった異神と戦う軍神群。

*6:軍神長の一柱であり、既に完成した神の多くと違って永久に成長を続ける神の一柱。幼女の姿をしていると言われる。

*7紀元槍を模した必殺の槍にして軍神の一柱。ミサイルの俗称として現代においても広く使われることから分かる通り、大量破壊兵器そのものであった。

*8:地母神キュトスは世界の始まりにアルセスによって72に分割された。断片の71つはキュトスの魔女として転生を繰り返し、パンゲオンを徘徊した

*9ジャッフハリム王国(「最後の本大陸統一王朝」と形容される王国。実際は西方全域と近東の一部を統治していたと考えられている。ウアルマータやハロルマータの原型となったとされるジャッフハリマータ文字を普及させた。ジャッフハリム王国によって初めて文字が使用されたという学説が従来主流であったが、最近の墓標船調査によって先代傍系呪文が古代では文字の役割を果たしていたという学説が提唱され、ジャッフハリマータは文字と呪文を分離した初めての文字であるという説が有力視されている)の粘土板記録に残る最初の紀人は魔人メクセトであり、人類が唱えられて以来初めて世界を統一、天上へと続く塔を建設し、1032の神殺しの武具を鍛造して神々に戦争を挑んだが、敗北する。ブレイスヴァの攻勢におののいたワレリアが地獄に救援を求めたところ、メクセトが送りつけられたという。

*10:紀械神オルガンローデや単眼神の群を生み出し、星見の塔TCGを催いた時空旅行者にして理学者の紀人

*11:海洋貿易が盛んになった三世紀頃から数百年にわたり繁栄を謳歌した『富に潤い満ちる都』フロントクロンを一晩の内に混沌の果てに吹き飛した魔術

*12:多頭の神パンゲオン紀元槍で貫きパンゲオン世界を創造した創造神にして紀元神群主神の少年

*13:本大陸芯央を貫き時の果てまで無限大に伸長する円柱。メクセトとの戦争で天上が半壊して以来、紀元槍内部は紀元神群の住処となっている

*14アルセスキュトスの保護者にして最古の神

*15ここ

2010-01-27

魔術の体系(11)

| 20:58 | はてなブックマーク - 魔術の体系(11) - 虎すぐるの日記

(目次) (10)<(11)


◇v-iハルバンデフ時代以降

理-魔体系の魔術分類は実戦においても有効だったが、技術の進歩はそれらの境界をあいまいにした。以降はいわゆる戦争魔術に着眼して説明する。


1.第一世代魔術(140~190年代)

二世紀のリクシャマー帝国による常備軍としての魔術師団の創設は、軍事制度のみならず魔術の運用にも大きな影響を与え、多対多の魔術である戦争魔術の概念を生み出した。クゥーゲル平原の戦いやウェルスの城塞守備戦で多人数での呪文詠唱、複唱の強さが明らかになると、複数の術者を必要とする大規模魔術、複唱魔術が誕生した。複唱は術者の個性に依存しない汎用性を追い求め、結果詠唱構造を主とし、術者を従とする魔術となった。複唱魔術の種類は様々であったが、従来の魔術の出力を増幅させるのに利用されることが多かった。一方、魔術を主としない従来の戦争では、魔術は測量や索敵など偵察目的に用いられた。リクシャマー帝国では流動的に行われていたこれら偵察行動を制度化し、偵察・通信・諜報などに魔術師を組織的に利用した。これらが各種詠唱迷彩や詠唱妨害、魔圧隠蔽技術を飛躍的に発展させた。

また複唱魔術は旧来の氷炎術と組み合わされ、ステアト公国では槍塔と呼ばれる紀元槍を模した非常に高い塔が多く建築され、いわゆる多塔文化が花開いた。


2.第二世代魔術(180~270年代)

二世紀末にはマグドール魔術に限らず、ビーンズがあらゆる種類の魔術に利用され、ビーンズの展開さえできればその中身を知らずとも詠唱可能になり、魔術の利用は容易になった。それに伴い戦争魔術は遠距離からの致死量のビーンズの撃ち合いであるという考えが広まり(ビーンズ万能論)、様々なビーンズが開発される。一方、高速でより多くのビーンズを起動することが魔術師の強さとされ、呪文の相殺技術や回避運動といった即術対応は軽視されるようになった。そのため即効性を重視した起動魔術と対比される組み込み魔術はビーンズの容量に合わせて極度に圧縮され、可読性が失われた。


3.第三世代魔術(250~380年代)

三世紀中頃に起こった第三次継承戦争でゲリラ的に用いられたビーンズに対応できずリクシャマー帝国派遣軍が苦戦した教訓から、ビーンズ魔術に柔軟性が求められた。これまでビーンズに詰め込まれていた魔術は工程ごとに分解され、必要に応じて詠唱を切り替える方法が使われた。魔術師には術展開速度だけでなく、術構成をより吟味する必要に問われ、更には大局的な術戦略眼を必要とされた。


4.第四世代魔術(350年代~現在)

術圧平衡機関アルセシリアの軽量化は魔術に革新をもたらした。元々アルセシリアは魔圧ゆらぎの激しい遠洋航海に用いられていたが、本国と魔圧が極端に異なる海外植民地でのアルセシリアの利用や、チャカ大陸からの空間圧縮技術の輸入によってアルセシリアは徐々に小型化されていった。

アルセシリアによる術圧平準化で許容ゆらぎの少ない理論系魔術の実戦応用が容易になり、マグドール魔術や仮定魔術の復権をもたらした。また同時にアルセシリアによる詠唱妨害技術や詠唱迷彩といったこれまで補助的に利用されていた魔術が攻撃用に進歩した。またアルセシリアを詰めた弾を打ち出す臼砲や、それに対抗したアルセシリア半永久術防壁によって旧来の城塞は物理的な意味を失い陳腐化した。

2009-06-21東方諸国(2)

東方諸国地図2

| 10:49 | はてなブックマーク - 東方諸国地図2 - 虎すぐるの日記

http://www2.atpaint.jp/yuragi/src/1245548729280.gif

■遠東

カシュラム

| 10:49 | はてなブックマーク - カシュラム - 虎すぐるの日記

カシュラムはメアレン語のカシュト・ラーム(Kasht-Rhaam=カシュト王植民市)に由来し、カシュラム語では母音を抜いてKashtRhaamθ*1又はKshtrhmと綴る。また義国では真と呼ばれた。


  • 地理

首都カシュラムは、咲羅層から流れる汾水の形成する三角州上に建てられてた、灰海に面する典型的な港湾都市である。

汾水周辺の土壌は農耕に適しており、メアレンの植林した豆腐が栽培されカシュラム人の主食となっている。

大陸沿岸に多くの植民地を有し、主たる12の植民地は我神十二限界と呼ばれる大臣により無期限に統治される。


  • 歴史

古くから古代メアレンの一植民市として始まったカシュラムは、他の植民市同様古代メアレンの滅亡によって独立した。カシュラムの初期は農耕を営む先住民と海で働くメアレン人との長い闘争の歴史だった。都市は主に交易で成り立っていたため、統治権は海運の有力者たちを中心とするメアレン人による共和制へ移っていった。

咲羅層から運ばれる槍樹の流木を利用して作られた櫂船の性能は追随を許さず、数百年の間に多くの灰海沿岸の植民市を従えるまでになった。新史前八世紀には航海者キシスが60隻もの船隊を率いてカシュラムを出発し、泡良を発見した。泡良との交易によってもたらされる富はカシュラムを繁栄に導いた。

新史暦68年、カシュラムは自発的に義国へ主権を明け渡し、帝国に編入される。カシュラムは義国へ追従したかに見えたが、彼らの持つ海軍力と貿易による富を背景に国家の運営へ介入した。事態を重く見た義国は、テイドロイこと「円」に泡良への独占貿易権を与え、これによってカシュラムは凋落した。

鈴義戦争によって義国が瓦解すると、カシュラムは海軍を結集し円へ奇襲をかけ、泡良への貿易拠点を幾つか獲得した。しかし円も灰色庭園に援軍を要請、クロウサーの反撃によって艦隊は甚大な被害を受けた。

さらに戦争用の三段櫂船の建造に必要な槍樹の伐採のため咲羅層へ軍隊を派遣するも、二十年に及ぶ戦争の末アンデルカルラ人に敗北した。

戦争が議会の意志決定の遅さを露呈させると、海軍からは権力の集中をたびたび要求された。反議会派の急先鋒だったヨミル提督が円との大規模な海戦に敗北すると、提督不在の間に議会は提督を罷免し、反発したヨミル提督はクーデター起こした。クーデターは海軍将校ブレイスヴァによって鎮圧され、議会の信頼を得て陸海全軍の統帥権を獲得したブレイスヴァは、即刻議会を停止しブレイスヴァ一世を名乗り、彼と我神十二限界による親政を行った。

祖国

| 10:49 | はてなブックマーク - 祖国 - 虎すぐるの日記

  • 地理

鋸山脈が国土を横断する。山脈は東に向かって二手に分かれ、間を鋸川が流れる。

鋸山脈の北端近くには紀元槍山と呼ばれる大陸で五番目に高い山がそびえ、山頂には大竜院こと疑心大竜神社が置かれている。

国土沿岸の高原地帯は海から吹き上げる風によって雲ができ、霧雨や雪が降るため湿潤な環境となり農耕に適する。斜面には棚田が作られ、一面を雪に覆われた冬の棚田の風景は非常に美しい。

山地にはミストロームとプリスタ人が住む。

山脈の南の裾野には竜骸の森が広がる。竜が棲むとされ、巨大化した昆虫が多く生息する。森の辺縁には小さな集落が点在し、余り人は住まない。

険しい山地の移動には六脚鳥や八脚馬を用いる。


  • 六脚鳥

六脚鳥は多脚鳥の仲間で、ゴキのように外骨格と脊椎を併せ持つ動物の一種である。

六脚鳥は断崖にまとまって巣を作る習性を持つため、山岳地方にのみ分布する。

急峻な山地が多くを占める祖国では、馬のような運搬手段を利用することができず、結果として多足鳥や多足馬など巨大な昆虫の家畜化が行われた。

特に六脚鳥は熊を仕留めて数十キロ先の巣に持ち帰る程度の持久力を備えていたので、人を乗せる動物としては最適だった。

六脚鳥に乗るのは熟練を要し、乗れる者は幼少から訓練された貴族に限られた。支配地域の拡大に伴って鳥兵の確保が急務となり鞍が発明される二世紀中ごろ以降も、六脚鳥に乗る者は特権階級の象徴であった。


  • 歴史

祖国は竜神信仰発祥の地といわれる。竜神信仰は太陽信仰の一種である。創世神話において太陽が神の一つとして数えられることはあれど、太陽自体が主神とされることがなかったのは、紀元槍の圧倒的な存在によるものが大きい。祖国においては山脈と霧が紀元槍を隠したため、代わって太陽が信仰されるようになった。竜は太陽の象徴で、太陽の正確な運行による秩序を示す。一方猫は四つの月の象徴で、不正確な運行や満ち欠けによる不規則さを示す。紀元槍は太陽と月の間である大地の象徴で、神の棲む太陽と月の世界に対して人の棲む地上の世界を示す。竜神信仰は二元的な思想であり、英盛において広く信仰される竜神信仰は英盛の五行思想と祖国の竜神信仰が重ね合わされたものである。

諸部族がプリスタ王によって統一されたのは417年で、この年を祖国建国の年とすることが多い。プリスタは黒を意味するためプリスタ人は黒色の民と呼ばれるが、彼らの肌の色は茶色がかった赤である。

英盛とは扉を通じてつながっていたが、教義の違いをめぐる宗教指導者の権力争いが国家間の戦争に発展し、現在も扉は封鎖されたままである。扉の封鎖後は、他国との地理的な断絶もあり滑翔文字など独自の文化が発展した。

咲羅層

| 10:49 | はてなブックマーク - 咲羅層 - 虎すぐるの日記

  • 地理

咲羅層の重力定数は周辺に比べてかなり小さい。極重力帯では独自の生態系が発達しやすく、咲羅層もその例に漏れない。恒常的な低気圧の引き起こす上昇気流によって雨が止むことはなく、咲羅層一帯は林立する槍樹を中心に熱帯雨林を形成する。槍樹は低重力に適応したため幹や根が細長く軽く、成長した槍樹の高さはしばしば百リーデを超える。槍樹の他にも沙羅双樹やネオンツリーこと蛍樹など他地域では見られない樹木が生息する。

咲羅層の南西には標高三千二百リーデの五台山があり、そこからは汾水、紅水、濫水、雲水、嘆水、復水の六本の川が流れ出る。

  • 歴史

咲羅層に住むアンデルカラ人は樹上に暮らす亜人の一種で、手足が長く敏捷、寿命は130歳程度、また視界の利かない熱帯雨林で生きる内に聴力が発達した。極重力環境に適応してしまったため骨がもろく、通常重力帯で暮らすのは若干難しい。

他にもティリビア人、通称枯れ木族と呼ばれる木に擬態する亜人がいる。彼/彼女らは季節によって性別を変え、繁殖に適する時季になると卵を地中に植える。生長は非常にゆっくりだが、三百歳での平均全長は五十リーデと、時によって巨人を易々と超える大きさになる。

咲羅層では新史前から幾多の探検家が帰らぬ身となり、メクセトですら手を焼いたと言われる彼らアンデルカルラ人が歴史の表舞台に現れたのは、新史暦二世紀頃のことである。

新史暦120年、拡大政策を取る希国は咲羅層北部を武力により併合する。捕らえられたアンデルカラ人は奴隷として売り払われ、生き延びた者たちは南部に移動するものの、地元部族に受け入れられることは無く、流浪の民となった彼らはバールデミッジ海峡を横断し、プラーミグ地方へ移住する。この出来事をアンデルカラ人の大移動と呼ぶ。アンデルカラ人の紀元槍信仰はマロゾンド教などプラーミグ地方の宗教に大きな影響を与え、ボーステンタクス建国の遠因となった。

新史暦171年、木造帆船の建造にあたって咲羅層の槍樹を伐採しようとしたカシュラムが軍隊を派遣し、アンデルカラ人との戦争が勃発する。カシュラムは苦戦を強いられ、数千人の犠牲者を出した後、カシュラムの工業製品と槍樹の交易をすることでアンデルカラ人と合意する。このときに結ばれた条約により、咲羅層一帯はアンデルカルラ連邦として主権を承認された。

千門大公国

| 10:49 | はてなブックマーク - 千門大公国 - 虎すぐるの日記

  • 歴史

建国は散らばった大地の時代にまでさかのぼる。当時千門諸島と呼ばれたかの国は宙に浮く小さな島々の集まりで、その島々同士をつないでいたのが門と呼ばれる巨大な扉だった。大陸球化の時にそれら島々が大陸プレートの隙間を埋める形でつなぎ合わさり現在の領土となった。大陸では一般的な王政ではなく諸侯の集まりによる寡頭政治が行われているのは、諸侯が別々に島を支配していた古代の名残である。

最初の変革はメクセトが初めて世界を統一した時に訪れた。兼ねてより扉の建造・保守技術に目をつけていたメクセトは、千門諸島を国ごと扉職人として召抱え、回廊と呼ばれる人工の扉を世界各地に造らせた。回廊の造られた地域一帯はは丸ごと千門諸島領土となり、神々との戦争が敗北に終わるまでの束の間繁栄を謳歌した。

メクセトの敗北によって世界帝国が崩壊すると大陸全土で反乱が起こり、帝国は無数の国々に分割された。扉を通じた他国の侵攻を恐れた国は扉を封鎖ないし破壊、食糧供給を扉に依存した多くの都市は消滅した。遠東を中心に残った門前都市群は、穀倉地帯を支配するナルエウ公を中心に徴兵軍を結成し、千門諸島は千門大公国として中央集権化する。

扉を利用した機動的な防御と外交を利用し、千門大公国はその影響力を保持しつつ新史暦時代まで生き延びる。しかし国内を統一した義国帝イエーナギールが最初の遠征の地として選んだのが千門大公国であった。

義国の反乱煽動に失敗した千門大公国は扉を封鎖するまもなく電撃的に義国に占領される。義国は接収した扉の軍隊以外の通行を禁じ、東方諸国征服の足がかりとした。

数十年後、義国は北辺帝国の領有を主張し北辺帝国へ侵攻。鈴国もそれに呼応し北辺帝国へ軍を動員し、鈴義戦争が勃発する。戦争は長期化し、戦況は鈴国に対して若干有利であったものの、不毛な北辺帝国への侵攻は従属国に大量の徴兵と徴税を強いた。

三十年に渡る戦争は鈴国の北辺帝国からの撤退と言う形で終わりを告げた。戦争末期頃から起きていた各地の反乱は激しさを増し、事態の収拾はもはや不可能と言ってよかった。反乱を千門大公国による煽動であると信じた二代皇帝アグオールは全ての扉の完全封鎖を命じるが、皇帝をはじめとする主戦派にもはや権力は無く、皇帝は側近に殺され義国は崩壊。命令は無視され、密約により国土は数人の将軍によって分割される。その一つが千門大公国であった。


  • 地理

領土の大部分が小さなプレートのつぎはぎであるため、地震が頻発する。またプレートによって重力係数も様々であるため、プレート間の位置エネルギー差を利用した魔術が知られる。



  • 政治

諸侯による千門議会によって最高権力者「千門大公」が選ばれる。任期は7年。千門大公直下には交通統監局が置かれ、門間輸送の管理を行う運輸部、扉の警務を行う保安部、通信業務を行う逓信部、食糧の配給を行う農務部、人頭税や通行料など各種税金の徴収を行い予算を都市に分配する清算部が置かれる。

実際の徴税、扉の保守、統監局の行わない業務は諸侯に委ねられ、それが諸侯の権力基盤となっている。

崩底

| 10:49 | はてなブックマーク - 崩底 - 虎すぐるの日記

  • 地理

太架氷流によって冬季は氷海が凍りつき、夏ですら流氷がしばしば見られる。このため船を出すのは自殺行為とされ、漁業や海洋貿易はほとんど発達していない。

屠殺彦の遠戚にして飛来神群の一柱オルバジルムの死体が国土を覆う。彼女の死体は今なお魔力を吸収し続け、代わりに熱と汗を放出する。

そのため雨が少なくとも作物が育ち、世界の軸として屹立する高麗ニンジンや大根やゴボウが天を突き抜ける勢いで生えている。

また寒さ対策として縦穴式の住居がよく見られる。


  • 歴史

古くは魔術の盛んな国だったと云われている。オルバジルムの死によってこの国の魔術の一切は絶えた。

魔術の不在によって戦争は長期化することが多く、無数の諸侯が血を血で争う戦乱の時代が長く続いた。崩低は国である事になっているが、統治者たる王が少なくとも十九人はいるので崩底地方と言った方が正しいのかもしれない。崩底は豊かな穀倉地帯であるため、「崩底では畑から兵士がとれる」と言われる。

希国と国境を接する。魔術が使えないとあって幾度かの戦争の後希国は侵攻を断念したが、政治介入を続けている。

農作物が腐るほど出来るので、周辺国に輸出している。食糧供給を崩底に依存させることが、この国ならではの安全保障の形である。

■極東

灰色庭園

| 10:49 | はてなブックマーク - 灰色庭園 - 虎すぐるの日記

「魔女キュトスの一人カルル・アルル・アの私有地。領内は腐った木と灰と飛来神群の死体で覆われるばかりで、この地に入り帰還した者はいない。」


リーデ・ヘルサルの航海日記によってその名を知られた灰色庭園だが、その実態は未だ謎に包まれている。円とは細々と交易が続いており、世界各地の土や灰が高く売れるそうだ。


  • 歴史

マリアフィーリースは浮遊大陸の長にして飛来神群の一クロウサーを戦いの果て食い殺し、生き残ったクロウサーの魔女達の一部を引き連れ極東へ旅立った。

その地で自害したマリアフィーリースの断末魔は大気を呪い、血は大地を呪った。昼夜を問わず灰の降り注ぐ呪われた地になったかの地は灰色庭園と呼ばれるようになった。

数百年後、マリアフィーリースの生まれ変わりカルル・アルル・ア灰色庭園の地に飛来神群を呼び、二百年の災厄と呼ばれる破壊と蹂躙を引き起こした。これによって引き起こされた大陸東部の混乱は世界の半分を支配したとされる古代ジャッフハリム王国を滅亡に導く遠因となった。

| 10:49 | はてなブックマーク - 円 - 虎すぐるの日記

旧くはテイドロイと呼ばれた国。円とはハロルマータ(文字)でテフィドを意味する。テイドロイはメアレン語のテフィド・ラーム(Tephid-rhaam=テフィド王植民市)に由来し、円語に訛ってテイドロイとなった。テドロイとも。


  • 地理

領内の重力定数が若干高く、西の灰色庭園と合わせて極重力帯を形成する。このため咲羅層とは逆に年中乾燥しており、農耕に向かない灰白土が地域の北部を覆う。

南部は灰良風や洋陸風の影響で降水量が多く、極重力とあいまって針葉樹を主とした森林地帯が形成される。極重力の影響で琥珀木、リグナムバイタや黄銅木などのここ以外では見られない特異な木が生息し、いずれも高値で取引される。多くの木の密度が一リーデングラムを超えるため水には浮かばない。

また重力のせいで魔力圧も高く、半数を超える住民が何らかの形で魔術を使うことができる。

沿岸では灰海暖流と太架氷流が衝突し、テルラム*2を形成する。回遊魚は海流とともに泳ぐため、円沿岸は良い漁場として知られる。また灰海暖流はテルドラムで右折し泡良へ流れるため灰良暖流とも呼ばれる。


  • 歴史

二百年の災厄によって人の住まなくなったこの地域は、カシュラム同様古代メアレンの植民市として始まった。居住に向いた地域とは言えず、少数の住民が漁業と木材の取引で細々と生計を建てる小国であり、メアレン滅亡後はカシュラムに編入された。

カシュラムが義国に併合されると、義国は泡良との交易拠点となっていたテイドロイ周辺をまとめて円として独立させ、泡良との貿易を独占させた。円は一挙に成長し、一時期は総人口が10万人*3を下らないと言われたほどであった。しかし義国の滅亡によってカシュラムとの間に第二次ラーム戦争が勃発。灰色庭園の魔女の力を借りるも、戦争は百年以上にわたって続いた。

*1:θはマイナスの音価を持つ母音。それと組み合わさった母音の発音をなくす。他に子音の発音をなくすφがある。

*2:海流衝突点。円沿岸の漁村テルル・ラームから命名された。他に白翼海、北海のものが有名

*3:当時の鈴国の副首都ビンガランダラムの人口は推定20万

2009-06-15

矛盾を許容する方法

| 19:34 | はてなブックマーク - 矛盾を許容する方法 - 虎すぐるの日記

ゆらぎの神話というシステムが、売りとする矛盾の許容を余り生かせてない理由を考える。もしくは考えない。

  • 「矛盾a」矛盾を許容しているにもかかわらず矛盾する記述がほとんどない
    • 「矛盾b」矛盾するほど記述が多くない
      • 「矛盾c」TCGとチャット以外のゆらぎの活動がほとんどない
        • 実も蓋もない
          • この記述を読んだ君は今日から記述活動しよう
            • あなたの中の記述の優先順位を50ほど上げてくださるだけで結構です
      • 「矛盾c」ゆらぎの活動は活発に日々行われている
        • 観測半径には無い
          • 観測半径って言葉はコペンハーゲン解釈から派生したんだろうか
        • こちらから見えないゆらぎの活動を観測した方はコメント欄まで
    • 「矛盾b」記述は多いけど矛盾するものは少ない
      • 矛盾タグつけてみた
      • 記述が矛盾するデメリットがメリットを上回る
        • デメリット:矛盾する記述をする心理的負担が大きい
          • ぶっちゃけ面倒
        • メリット:ひとつの記述が相互に矛盾する多数の結末を招くと面白そう
          • メソッドを思いつくことに対して面白いって言ってるだけじゃないか
          • 可読性が低下してるだけじゃね
            • それはお前の書き方が悪い
      • 記述の矛盾を義務化すればいいよ
        • 「矛盾d」解決した
          • ゆらぎの神話は矛盾を強要します。」ゆらぎの神話のあらゆる事象は矛盾する可能性があります。従ってこの記述を無視することも可能です。
        • 「矛盾d」面倒なのでやらない
            • 「矛盾e」矛盾タグ同士をリンクすると読みやすくなるよ
              • 「矛盾e」読みやすくならない上に面倒
  • 「矛盾a」矛盾を許容してない
    • それはない
    • 矛盾が単なる見解の相違に落ち着いてる件
      • やっぱり物理的に矛盾しないとだめだね
        • 何がだ
  • 「矛盾f」否定記号使ったら集合論ぽくてよい
    • 「矛盾¬f」手間な上にそうでもなかった
      • ゆらぎの矛盾は恐らく数学的矛盾を意味しないので不適
        • 矛盾を許容すると禁断の爆発原理が…
          • それが均衡器アルセシリアにより封印されし真の紀の力なのだというのか…!!!
            • (以下略)

SestonSeston2011/05/25 14:22With the bases lodaed you struck us out with that answer!

mnpskuczctjmnpskuczctj2011/05/28 22:55bSWLha <a href="http://hmhsxqdkobkz.com/">hmhsxqdkobkz</a>

dcksihdtgjdcksihdtgj2011/06/01 02:14GlsMcL , [url=http://ikfurgawvosj.com/]ikfurgawvosj[/url], [link=http://lfvdhohbyvit.com/]lfvdhohbyvit[/link], http://kauawqfjbhrg.com/

2009-04-14

「単眼の巨人」ハルバンデフ 略年表

| 17:49 | はてなブックマーク - 「単眼の巨人」ハルバンデフ 略年表 - 虎すぐるの日記

http://poti.atbbs.jp/flicker/src/1239728971972.gif

年(新史暦表記)出来事
110年ハルバンデフラサ族の第四嫡男として誕生。同年起きた内乱によって長男、次男が死亡。
115年ツムヌムオべキョ族の捕虜に。
119年避雷針を考案。
122年アリタルリアの遊牧民との戦争。バロベ渓谷の戦いで初陣を飾り、彼らを南方のカノッサ共和国へ追いやる。
126年成人。
131年『神の裁き』からの生還。
132年族長であった三男フアブテフが西のオルマズ族との戦いで死亡(ハルバンデフによる暗殺説が有力)。ラサ族族長となる。
133年草の民を統一する為本格的な攻勢に出る。
138年仇敵カーズガン率いるムルサクを降伏させる。草の民を統一し、ここにハルバンデフ朝キャカールが成立。同年大々的に東方諸国へ侵攻。
139年息子が戦場で反乱を起こすも鎮圧。
141年カーズガンが本国で反乱を起こし、一旦侵攻を中断。反乱は鎮圧され、カーズガンは10年幽閉される。同年オアシス国家群へ再侵攻。
146年精霊賜教連合のトップに坐す教団の聖都ムータ・トルティーを攻略。
149年プラーミグ山地を国境と定め、東進を停止。
150年バキスタの戦い
151年バキスタの戦い終結。同年属国化を拒否したトゥルサへ侵攻。カーズガンハルバンデフの長男を擁し再び反乱を起こすが鎮圧。カーズガンハルバンデフとの一騎打ちに敗れ死亡。
152年北方帝国の皇帝パトゥーサ草の民討伐に遠征を行うも敗北。
154年北方帝国に逆侵攻をかける。
157年北方帝国南東部を併合し和平を締結。
159年大山脈越えを敢行し、政治的内紛を抱える亜大陸東部を併呑。トゥルサの宗主国アウラ朝が消滅したことでトゥルサもやむなく降伏。ハルバンデフ朝は最大版図を達成。
167年王位継承をめぐる大規模な内乱が発生。トルハンの戦いにて孫のアルプテギンに敗れ死去。享年57歳。


キャカールの興り

キャカールは、現在のいわゆるハイダル地方にて興った遊牧国家である。地理的には北を十二賢者山脈、南を大山脈、東をプラーミグ山地に囲まれている。降水量の少ない乾燥地帯では集約的な農耕よりも遊牧による牧畜が適しており、十二賢者山脈下の銀の森に生息している馬の家畜化によって、新史前一八世紀にはアムサルやホーワーンなどの遊牧民族が登場した。ただし彼らはその地に安住することがなかったので、国家と呼べるかどうかは謎である。

アムサルは大山脈を南下し亜大陸東部に遊牧国家を築き、ホーワーンは統合と分裂を繰り返しながら、東西交易を中継する貿易国家としてハイダル地方に定着していった。


ホーワーンの部族の内はじめて都市を建設し、国家体制を整えたのがキャカールである。キャカールは婚姻による勢力拡大でハイダル地方南部を手中に収め、東西の貿易路を横断した領土を獲得する。当時東のプラーミグ地方を治めていたグレスヤ王朝は既に衰退の道をたどっており、新史前1203年に起きた安史の乱では内乱の鎮圧にキャカールの手を借りたことから、外交上や通商面でキャカールの優位が確定的になる。

キャカールは軍事力とそれによる安全保障を提供する見返りに巨額の経済支援をうける関係をグレスヤ王朝と結ぶ。さらに東西交易の中間点に位置するトゥルサ商業勢力と結び、西方で採れる納豆と東方で採れる豆腐とを交換する納豆腐貿易をくりひろげた。グレスヤには常時千人をこす商人団が駐在したという。こうしてキャカールはグレスヤ王朝からの経済支援と、トゥルサと一体化した国際貿易によって途方もない軍事力と経済力を手に入れた。

キャカールは自らの権力の象徴として大山脈と大流河の中間点に、後に太陽の都と形容される城郭都市ラアテフを建設する。城内にはトゥルサ人などの定住民が住み、支配者の草の民は相変わらず草原に天幕を構えていた。政治経済を機能させる為の人工都市だといってかまわないだろう。これまでも遊牧民が小規模な集落を建設することはあったものの、中央政権が本格的な都市を建造したことは、遊牧民族の興亡が新しい時代に入ったことを象徴する意味合いとして大きな意義を持つ。


キャカールの繁栄は長く続いたが、新史前589年にグレスヤ王朝が滅亡するとプラーミグ地方は多数の勢力に分裂し、十二氏三国時代と呼ばれる群雄割拠の時代を迎える。グレスヤ王朝からの収入を失ったキャカールは経済的・政治的に不安定化し、さらにトゥルサを南方のアムサル系民族に奪われる。元々交易の富によって結束していたキャカールは、その支えを失うと瞬く間に三十を超える部族に分裂し消滅した。


7世紀後、時は新史暦114年、ラサ族の族長の天幕の下でハルバンデフが誕生する。12歳にして既に天才的な用兵技術を発揮し、神の裁きによって天啓を得たとも伝えられる。132年ラサ族族長に就くと、一人複馬制などの大胆な軍制改革を行い、また東西交易の利益配分などの部族間の利益調整を行う三百人族長会からも脱退*1、周辺部族を呑み込みながら急速に領土を拡大した。そして139年、カーズガン率いるムルサクを降伏させ草の民を統一したハルバンデフは、獅子王キャカラノートの正当な後継としてキャカール国の再興を宣言する。*2

草の民統一以後は先ず北部の十二賢者山脈を支配するワリバーヤ王朝と戦いこれを破り、数多くの宗教の聖地である紀元槍周辺を手中に収める。その後本国では幾度か反乱が起こるものの、ワリバーヤ第三の首都と呼ばれた精霊賜教の聖都ムータ・トルティーと落とし、プラーミグ山地のふもとまで進撃を続け、最後の門前都市を落とすとようやくワリバーヤ王朝が講和に応じる。この単独講和によってワリバーヤ王朝は東方諸国の盟主としての国際的地位を失い、衰退の道をたどることになる。

東の安全を確保したハルバンデフは、納豆腐貿易の富を独占しトゥルサの経済基盤を弱体化させるため、納豆林を有するバキスタ地方の彩国へ侵攻。かの有名なバキスタの戦いで彼の発揮した天才的な指揮能力は現在でも語り継がれている。

一年に及ぶ戦いの後、納豆林地域の三分の二を割譲することで講和が成立した。しかしトゥルサの勢いは衰えを見せず、未だ属国となることを拒否していた。そこでハルバンデフトゥルサを直接攻撃することを決断。しかしトゥルサ像兵とそびえ立つ白亜の塔壁に阻まれ、更に幽閉されていたカーズガンの反乱によって侵攻は頓挫する。

*1:物的証拠に乏しく陰謀論とされがちだが、後の度重なる反乱を引き起こした原因は三百人族長会の扇動によるものという説もある。

*2:歴史学上は、新史前28世紀にキャカラノートによって成立した国を前キャカール、前14世紀に成立した連邦国家を後キャカール、ハルバンデフによって成立した統一王朝をハルバンデフ朝キャカールと呼んで区別する。名称こそ同じものの歴史的な関連性は皆無であり、それは後に同地方に成立したキャカラーン共和国についても同様である。

PunkPunk2012/06/03 23:09Wonderful explanation of facts aviaalble here.

yvjgbsuchiayvjgbsuchia2012/06/04 15:55jt15Xs <a href="http://fmaibpeybeav.com/">fmaibpeybeav</a>

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2008-10-13東方諸国

東方諸国地図

| 20:22 | はてなブックマーク - 東方諸国地図 - 虎すぐるの日記

http://poti.atbbs.jp/flicker/src/1224857967228.gif

地図は新史暦149年時点のものである



東方諸国とは、西方六国以東の国々を総称である。この概念は、カリデ王国の歴史家サナイリスによって提唱された。

サナイリスは、東方諸国を西方諸国の影響の色濃い近東、紀元槍とその周辺を包括する中東、希英湖以東を指す遠東、そして大陸東端部の極東に分割した。

それまでの、「東方の義国、西方の鈴国、そして中心の紀元槍」という世界観が鈴国と義国の消滅によって瓦解し、それに替わる西方六国中心の世界観が構築されたことで、紀元槍信仰が廃れ、西方では紀神聖教に代わってアルセス教が信仰されるようになった。いわゆる中世である。

東方諸国はアルセス教の発祥として知られるが、宗教を原因とした国家間の対立や内乱の勃発が度々起こった。

■近東

北方帝国

| 14:40 | はてなブックマーク - 北方帝国 - 虎すぐるの日記


  • 歴史

正式な名称は「北方諸侯による連合帝国」。ジャッフハリム時代より二千年近い年月にわたって続いた歴史ある国家。第8代皇帝パトゥーサハルバンデフとの抗争により領土の大半を奪われ一時滅亡の危機に陥るも、持ち直す。

またその後隣国であるリクシャマー帝国の侵攻され支配を受けた時代があったが、僅か10年で貴族達と国民達が連合して反乱を起こして駐留軍を追い出し、共和制にするという選択肢があったに関わらず、処刑された10代皇帝の忘れ形見を探し出して帝位に就かせている(第2次建国戦争)。

帝国という名からは中央集権国家が連想されるが、実態は諸侯のゆるやかな同盟による連邦制であり、パトゥーサを筆頭に皇帝による中央集権化の試みが幾度となく繰り返されるも、ことごとく失敗している。


  • 地理

北方帝国は、その気候から大きく南部、北東、北西に分けられる。

北東地方には、土地が酷くやせていて開拓が不可能な【大荒野】が広がる。そのさらに果てには、大は天を突かんばかりに高くそびえ立つ大木、小は茨のような低木などありとあらゆる植物が伸び育ち絡みあいひしめきあっているという【大森林】が広がっている。


  • 政治

西にリクシャマー帝国、東に北辺帝国、南にキャカールが位置する。

歴史的経緯から西方諸国とは非常に仲が悪く、特にリクシャマー帝国とは戦争を繰り返し建国から数百年にわたり国交が断絶していた為、地理的には東西分割線の西側に位置するにもかかわらず東方諸国扱いされる。


  • 経済

鉱物資源が豊富で、商業も活発である。西方諸国との貿易は草の民を経由する。

マグドール商会草の民と深いパイプを持ち中継貿易を一時的に独占していたため、この国にあるマグドール商会の支店は商会内でも2番目の規模を持っていた。

後に西方諸国との関係が改善し、草の民に代わる新たな東西貿易路として繁栄した。


  • 文化

北方帝国では、土着信仰とアルセス教が融合した魔路信仰がさかんである。

また、西方諸国の二大国ロズゴール王国は義国系、リクシャマー帝国は鈴国系の国家であったが、北方帝国はどちらにも属さず、独自の文化を築いた。西方では魔路神群の主神の名を取ってフォドニル文化と呼ばれる。

北辺帝国

| 14:40 | はてなブックマーク - 北辺帝国 - 虎すぐるの日記


  • 歴史

北守将軍ソンバーユーが北辺大帝を自称し、建国した国家。「北辺」とは「北方辺境」の略である。

北辺帝国は分裂と統合を繰り返し、現在は北方5国として知られている。

当時の正式な国号を直訳すると「北方蛮域を教化し馬とともに暮らす磐石なる統治」となるため、ミアスカ語に訳す際に一騒動あったことは有名。

「蛮馬磐」と略さなかった先人たちの熟慮と幸運に敬意を表したい。

  • 地理

大陸北西部の海岸線からステップ、大森林、ツンドラ地帯を経て大陸中央山脈にわたる広大な地域を支配下に置いた…

といえば聞こえはいいが、実際のところ農業が可能な土地は少なく、当時は資源も乏しいと考えられていたため、他国からは温かい目で無視された、というのが正しい見方のようだ。

北辺帝国の支配地域については北限氷原や大陸東岸まで広がっていたという説も有る。


北辺帝国の領内には「地上太陽」が存在する。

このため、地上太陽周辺の気候は年間を通じて概ね温暖であり、地上太陽周辺の領土の領有をめぐり度々争いが起きた。


  • 歴史

北辺帝国は早い段階で技術革新を起こし、他国とは一線を画した科学技術を誇っていた。契機となったのは七代目皇帝シーク一世の為政からである。

シーク一世は本名をシーク=カルサランと言い、彼はシーク家の三男に生まれた。彼は皇位継承権を持っていたが、皇位継承第八位であったためよもや皇帝になるとは思われておらず、半ば皇室から無視されていた。彼は大の魔術好きであったが本人に全く魔術師の素質が無かったため魔術師になることをあきらめ、その反動で錬金術に傾倒し大学校を卒業した後27歳になるまで錬金術に没頭した。転機が訪れたのは彼が28になろうとした時であった。ラムティトー病の大流行である。この病気は感染力が非常に強く致死率も30%を超え、大陸中におびただしい数の死者を出し、北辺帝国もまた例外ではなかった。疫病の流行時には身分を問わず感染者の軟禁・隔離を行うのが通例だったが、当の皇帝がこの病気が元で死んでしまい初動が遅れたため王族を中心に後継者が次々と病死。研究室に篭りきりで難を逃れたシーク一世に白羽の矢が立った。

彼は皇帝に就任した後も実務は宰相に任せ、代わりに帝国魔術院を廃止、錬金術アカデミーを設立。当時、魔術のできないものがする学問と考えられていた錬金術に魔術を超える社会的地位が与えられたことで、錬金術の研究は活気付いた。燈色火薬が発見されたのはその30年後のことである。


歴史または地理の授業中に注意すべき点として、「北方帝国」と「北辺帝国」の混同があげられる。

この二つの帝国はよく混同されるが

北方帝国→大陸西岸、比較的長く続く

北辺帝国→大陸東岸、すぐに分裂

と整理すると理解し易い。

ただし北守将軍ソンバーユーについては「二代祖国の分裂を決定付けた張本人」と「自分で辺境を切り開いた英雄」の二つの見方があるので、教える際には注意されたい。


  • 【三千都市連合】

地上太陽の北東に広がるファガノン平野に乱立する自治都市群を三千都市連合と呼ぶ。係争地の地上太陽から逃れた難民が海沿いに移住したのがその起源とされる。ファガノン平野は太陽風と海上からの偏東風が衝突し常に砂嵐が吹き荒れ一度赴けば生きては帰ってこれない場所として地上太陽中心と並んで有名だったが、彼ら難民は地下の洞窟に住み着き洞窟から縦横に掘り進め住居を拡大した。いつしかこの洞穴群は、世界有数の鉱山都市として、争いの絶えない地上に代わる貿易行路として、三千都市連合として北辺帝国内に独立した勢力を築くことになった。

ワリバーヤ王朝

| 14:40 | はてなブックマーク - ワリバーヤ王朝 - 虎すぐるの日記

  • 名前の由来

かつてヘレゼクシュ地方に栄えたワリバーヤ朝の名は、彼らの祖先があがめた令星(太陽系の惑星の一つ)の神ワリブ・ァヤー(「ワリブが与えた(国)」の意)がなまってワリバーヤとなったという説が有力である。


ワリバーヤ王朝は、アルセス教と非常に深い関係を持つ。

アルセス教は、ワリバーヤ王朝2代目の王アルセスバハル一世に仕えた神官【聖ポルポフォン】がその開祖とされている。単純な自然信仰と英雄崇拝との混交物だったいわゆる紀元槍信仰を、独自の理論でもって整理し直しアルセス教として知られる教義をまとめあげた。後に8代目の王ブラーサームの御世に同国で行われた刀狩の際には、集められた刀を鋳造して彼の巨像が建てられている。


アルセスを唯一神として崇めるソリス派を主として、そこから派生した

紀元神群や精霊を実在の人物と見なす【リーグス神話】を教義に取り入れたリーグシル派

セラティスアルセスと同一視して崇めるセリ派

光と闇・善と悪で構成される強烈な二元論を特徴とするラカジン派

アルセス神とアレ神を同一視し、一元論に基づく神秘主義に傾倒するディシルセス派

などの宗派が存在する。


  • 【刀】

【刀】は東方由来の武器で、槍の一種である。通常よりも刃の部分が非常に広く、全長のまさに三分の一が刃である。

第五代ワリバーヤ王カカーブンはゲヘナの弾圧と処刑のために切れ味の良さで知られていた刀に目をつけ、東の国から技術者を招きワリバーヤ王国の剣術に適した形に改良させた。

第八代ワリバーヤ王ブラーサーム王は国中からゲヘナの血で汚れた【刀】を集めさせ、英雄神アルセスと建国王ディスカレイルと聖ポルポフォンを讃え平和と繁栄を願う巨像を作らせた。これが世に言う【刀狩】である。近世トルクルトアにまとめられた『アルセス教史』には彼が夢の中に現れたアルセス神に命じられて刀狩を行ったという伝説が紹介されている。

彼は「忌まわしき道具は滅びなければならない」と主張し最終的には国中の全ての刀を像に変えようとした。彼は【刀】を悪魔の道具とみなしていたらしく、【刀】の製造を禁止し製造技術を弟子などに教えることを禁じた。さらには【刀】製造に関する書物の焚書を命じ、これらの禁を破る者には死罪をもって対応した。

ワリバーヤ刀の製法のほとんどが現在に残ってない理由には、刀職人の間の秘密主義もさることながら、この王の徹底した政策によるところが大きい。【刀】そのものはそれまでにも大量に作られ、また多くの愛好者が国内外にいたため現存するものも多いが、それでも現代の多くの刀剣ファンにとって彼は呪詛レストロオセに匹敵する大悪魔である。彼はゲヘナに対しても寛容な政策をとった有徳の君主ではあるが、ワリバーヤ国内に混乱を招き他国に付け入る隙を与えた暗君でもある。そうでなくとも【刀】という重要な兵器を失わせた事はこの国の滅亡を早めた一因であることは否めない。

後代の歴史家のなかには彼はゲヘナの魔術のせいで狂ってしまったとする者もいる。このような見解はブラーサーム在世中にもあったようで、彼が死に弟のアルセスバハル三世が即位すると、ゲヘナへの弾圧はより過激な形で再開された。


ワリバーヤ王国に住む少数民族で、医術に長ける。赤い瞳が彼らを特徴付ける。トルクトア語系では地獄のことをゲヘナと呼び、伝承によれば、彼らの祖先は死から生まれた死神だという。虚無を崇拝する独自の信仰体系を持つ。ワリバーヤ王国の弾圧を避けて大陸各地に広がった。


  • 【ディスカレイリーグ】

ワリバーヤ王国の首都。「ディスカレイルの都」の意。紀元槍と並ぶアルセス教の二大聖地の一つ。アロイによって占領された後ラープタッズと改名されるが、現在もディスカレイリーグの名の方が有名である。


中東

オアシス国家群

| 00:09 | はてなブックマーク - オアシス国家群 - 虎すぐるの日記

乾燥地に点在する各オアシスの住人がそれぞれ都市国家(独立国家)を形成しているが、外敵や盗賊が攻めてきた場合や、外交を有利にするため都市同士で相互互助条約を結んでいる。それを外国が便宜上「オアシス国家群」と呼んでいる。


  • 地理

ハサラーム湖を中心とする湖畔地域と、その周辺の砂漠地域に分かれる。

湖畔地域はステップ気候に属し、橙色土地帯と呼ばれる肥沃な土壌に恵まれている。個人によるや集落単位での農業や漁業が盛ん。

砂漠地域は人の住めない不毛の地が広がり、各地に点在するオアシスに都市国家が作られている。塩の貿易や遊牧をして暮らす。


  • 軍隊

相互互助機構の軍事機関を「オアシス国家連合軍」と呼び、その最高責任者は余程のことが無い限り世襲制で代々引き継がれる。

最高責任者は「アクバル・アズラ」の名前を名乗るのが伝統。


ハルバンデフバキスタの戦いの後、東方諸国へ侵攻した。事前に降伏勧告を行い、それに従わない都市は破壊・略奪・虐殺され、塩をまかれた。降伏した都市に対しては大抵以前の統治を容認し、草の民への臣従と税金の納入、ハルバンデフの監察官の配置を求めるぐらいしかしなかったので、ワリバーヤ朝、トロス三国、ボロミア連邦などは国境の数都市を破壊されるとほとんど戦わずして降伏したが、オアシス国家群は降伏をよしとせず徹底抗戦の構えを見せた。

そこでハルバンデフは2万に及ぶ大軍を差し向けたが、アクバル・アズラは焦土作戦を敢行する。次々と都市が占領される中本隊を砂漠に隠し、ハルバンデフ軍の補給線が伸びきった所を急襲。水不足に苦しむハルバンデフ軍はハサラーム湖まで辿り着くか撤退かを迫られるが、これ以上犠牲を出してまでオアシス国家群を占領するメリットがないと判断したハルバンデフは和平条約を締結。軍の量や質において圧倒的に優勢であったハルバンデフ軍を事実上敗北させたことによってオアシス国家連合軍は「東方諸国をハルバンデフから救った英雄」として以後数百年にわたって称えられると共に恐れられた。

ボロミア神義主義連邦王国

| 22:47 | はてなブックマーク - ボロミア神義主義連邦王国 - 虎すぐるの日記

通称ボロミア連邦。長く義国圏の主要国家として栄えていた。

元は義国崩壊の際にあった行政区分をそのままに建国された。ペラティアやキャラクラもボロミア連邦の構成国家であったが、ボロミア中心の国家運営に反感を抱き、王位継承戦争を経て独立。

王国の末期には北のアルセミットが連邦から事実上独立した状態にあり、ボロミアが竜王国として独立した時点で連邦は正式に解体消滅した。

最後の国家元首はボローム・フィーレバッハ。

ボロミア

| 22:47 | はてなブックマーク - ボロミア - 虎すぐるの日記

ボロミア連邦の主構成国。アルセスキュトスマロゾロンドの三大神を信仰する。後に竜神新教が英盛から伝播し取って代わった。

  • 歴史

ボロミア王国→ボロミア神義主義連邦王国→竜王国→古ガロアンディアン→ボロミア新王国→ガロアンディオン→【異種族狩り】により一時消滅→ガロアンディアン

アルセミット

| 22:47 | はてなブックマーク - アルセミット - 虎すぐるの日記

ボロミア連邦の構成国家のひとつ。国教はアルセス教ソリス派。国名は「アルセスの物」の意。首都はアルセミア。

ボロミア連邦から分離独立し、アルセス神を信仰する一神教国になった。

南のボロミアとの勢力争いは長く続き、一時は完全な優位に立ち、大国にまで登りつめた。

かねてより獣化技術に力を入れていたが、獣化兵士誕生の立役者となったスィーリアを招き入れてからアルセミットは滅びへと向かっていく。

スィーリアを女将軍としてから【アルセミット聖王国】と国号を改めたが、旧ボロミア、竜王国の三代国王オーレルと巨人将軍テルケルスに敗れ、竜王国の統治下となる。

竜王国

| 14:40 | はてなブックマーク - 竜王国 - 虎すぐるの日記

竜王国の国王は皆寿命が長い為、一代の治世が長いことで知られる。


  • 建国

新史暦157年、竜騎士アルトは竜王国初代国王を名乗る。

長く義国圏の主要国家として栄えていたボロミア連邦の国家元首ボローム・フィーレバッハの後援もあって、【全知的生命体の絶対的平等】を掲げ、勢力を拡大していく。


  • 歴史

アルトの竜王国の在り様には、当然周囲の国々からの批判が数多くあった。国王自身が竜騎士ということもあり、そのことが侵攻の格好の口実となったのだ。

南縁山脈を背にしたグルジ、北側に位置する大国アルセミット、東海岸に面する貿易大国キャラクラ、そして西方諸国と、当時乱立していた複数の国々に囲まれた弱小国・旧ボロミアに、半ば傀儡、半ば竜騎士という象徴として祭り上げられたアルトはしかし、周囲の国や内部の叛乱、人間至上主義者の攻撃、草の民の侵攻を退けて竜王国の基盤を確かなものにしていった。


二代目国王の治世

テナー・ガロアンディアン

主な功績はキャラクラとの戦端を【バーミスタ湿原の戦い】で終結させ、竜王国の版図を海まで広げたことが挙げられる。

また、彼の治世の下で最初の魚人移民が開始された。


三代目国王の治世

オーレル・テルク=カシュ・ガロアンディアン

アルセミット聖王国の獣化部隊を弟テルケルスと共に打ち破り、敵国の女将軍スィーリアを【天使の淵穴】に突き落として封印した。

アルセミット聖王国を支配下としたことで、順正化処理技術を得、獣化兵士の受け入れを契機とする亜人系移民の増加がこの頃から始まる。


四代目国王の治世

【ガリアス・カシュラ・ガロアンディアン

竜王国四代目国王。オーレルと水竜ファノカの息子。

先王の治世から増加した種族差別や、人身売買、亜人奴隷などの違法行為の取締りを強化し、治安強化、公的な警察組織の発足を行った。

また、【国民不和予防局】の設立を始めて発案したのも彼である。

【アルセミアの惨劇】でアルシース・パルアによって公開処刑される。

直後にペラティアで異界の門が開かれ、第二次地獄解放が発生。

ガロアンディアン

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竜騎士アルトが建国した【竜王国】を前身とし、【巨人国】との併合によって誕生した。【扉職人】の育成に力を入れており、【扉】の保有数も世界屈指。義国圏での扉の復興に大きな役割を果たした。また扉から広く諸外国の民を受け入れ、多種族他民族国家となる。

ガロアンディンガロアンディオンとも。


  • 行政

異種族と共に暮らせる社会作りの為の福祉事業等にかなりの金が掛かり、財政は常にカツカツであったらしい。


全知的生命体の絶対的平等、という名目は種族としての能力差がある以上、容易く果たせるものではない。国家が、国民がどれだけ善処しようとも、共生する以上、その歪みは必ず表出する。そこでかの国が推し進めたのが、圧倒的多数であり圧倒的弱者である人間の変質である。

魔術的観点・科学的観点からの肉体及び霊体の強化・改造。精神加工や獣化技術を始めとする生体変質や、儀体の移植による身体機能の強化。魔的機関による霊格の向上。無論それらの技術は亜人たちにも行使可能である。しかし「技術の最先端」という天井がある限り、その能力の向上は一定水準で停止する。例えば巨人が全身を儀体化したとしたら、人間は全身を巨人のサイズの儀体に挿げ替えてやる。

そうして出来上がるのは、生命と言う存在が、技術という名の偶像に統べられる未来である。

キャラクラ

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旧ボロミア連邦構成国。

人口の二割を巨人が、四割を水棲人が占める多民族国家。白翼海を中心とする広い領海を持ち、海上貿易で栄えた。キャラクラ海上帝国とも。

隣国の金平で内乱が起こると、巨人が流入した。急激に増加する巨人に危機感を抱いたキャラクラ政府は移民を制限するが、これに巨人が反発。

元より労働階級として差別されてきた巨人は、同じく海上貿易の利益を独占しようとする支配階級の陸棲人に対して不満を持っていた水棲人と手を組み、「小人」こと陸棲人を駆逐し、後の巨人国を建国した。

ペラティア

| 22:48 | はてなブックマーク - ペラティア - 虎すぐるの日記

旧ボロミア連邦構成国。

【第二次地獄開放】が起こり、【レストロオセの使徒】達によって乗っ取られ滅亡した。

英盛

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竜神新教を信仰する国。英盛では竜神新教の五行思想を中心に置く宗派が栄え、その思想を取り入れた元素魔術の発祥の地となった。

金平

| 15:40 | はてなブックマーク - 金平 - 虎すぐるの日記

貴族階級の巨人が平民階級の人間を支配する専制政治が行われていた。金平は内乱によって崩壊し、後に奴隷制の撤廃と言う点において大陸初の共和国と言われる新金生共和国が誕生する。

  • 通岸運河

金平王朝末期には50万人に及ぶ民衆が動員され女性までも徴発され、3年の歳月をかけて、希英湖と外洋を結ぶ通岸運河が建設された。

運河の建設に多くの人々を動員して苦しめたことを金平朝打倒の大義名分の一つとして建国した新金生共和国こそが実は運河からの最大の受益者であったのは、歴史の皮肉である。

希国

| 15:40 | はてなブックマーク - 希国 - 虎すぐるの日記

無神論を国是とする大国。

希国は元々アルセス教ソリス派を国教としていたが、哲学者ヨンダライト・ハルアモンドの提唱した「神は精霊や人間が祀り上げられたものに過ぎない」という、後にヨンダライト人間観と呼ばれる人間至上主義的思想が、当時黄金期を迎えていた希国では積極的に受け入れられ、結果として国教を廃止するに至った。

従って神を否定すると言っても、その実態は「神」を「理性」に置き換えた理性崇拝と言ってもよい。

このような背景から、「非理性的」と見なされた宗教や魔術は激しい弾圧の対象となった。その影響で魔術が衰退し、代わって科学技術や形而上学が発達した。

ボーステンタクス

| 03:29 | はてなブックマーク - ボーステンタクス - 虎すぐるの日記

新史暦200年に主司円紅によって建国された国家。

紀神マロゾロンドを主神とするマロゾロンド教を国教とする。

典光

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15世紀から17世紀にかけて優生学を地で行った共和制国家。

種族によって運動能力や魔術適性に違いがあるのは経験的に知られてきたが、新史暦1398年、典光の生物学者ブリアリによって遺伝子という概念が提唱され、適性の差は個人レベルにまで還元できることが明らかになった。その理論が発表されるや否や世論は大きく分裂し、特にガロアンディアンによる人体改造に反発していた層に大きく影響を与えた。この遺伝子問題は、結果平等を推し進める与党による福祉政策の充実と、それに反対し機会均等を求める野党急進派をガロアンディアン送りにすることで一応の解決を見た。

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2008-09-07

【扉】

| 07:19 | はてなブックマーク - 【扉】 - 虎すぐるの日記

【扉】とは、遠く離れた二点を結ぶ装置である。

【扉】を通ることで、それがつなぐ二点間を瞬時に移動することができる。

【扉】はそのままの状態では何ものも通れない、ただのひずみのようなものである。しかし、この扉を何らかの技術によって加工することで、人やものを通すことができるようになる。【扉】の発見や加工を生業とする者たちは【扉職人】と呼ばれる。


【散らばった大地の時代】に、各地域を結ぶためにワレリィが作ったものを【門】、

メクセトが世界帝国を建国した際に作ったものを【回廊】、

メクセト以降の時代に、扉職人の手によって作られたものを【扉】

扉のうち人が出入りできない小さなものを【窓】と分類することがある。

【門】【回廊】は【扉】に比べると数が少なく、巨大で、安定している。


【扉】の寿命は永遠ではいが、中には永く後世にまで残って政治的、経済的、軍事的に重要な拠点として利用されるものも少なくない。こういった門が魔術的な異変によって閉鎖されるような事態は、戦争や疫病の流行、大災害などに並ぶ国家的問題とみなされる。

扉の多くは長年の運用でゆがみが生じているため、出入口に数時間のずれが発生するなど、不具合がある。


扉職人

扉職人は、世界に散らばる扉を保守・管理する人間の総称。ワレリィのみを指して【扉職人】と呼ぶこともある。扉職人は特権的な地位を持ち、各国に職能組合を作り連携している。組合は後にヘクセンとして独立国家を作る。


■扉の原理

扉は離れた空間同士を直接接続するのではない。

扉の出口と入口は別世界を経由してつながっており、別世界の時間/空間距離をゼロにすることであたかも扉の出口と入口が直接接続されているように見えるのだ。

例えば扉の一種である回廊は、出口と入口の間に文字通り数リーデの長さの回廊がある。

異世界へ空間を接続する方法には、非線形型、圧縮型、単射型、離散型、次元型などがある。


  • 非線形型

パンゲオンと異世界上の座標が一対一対応でない接続方法で、この方法を用いた扉は一方通行である。非線形接続された扉は、入口用と出口用の二つの扉がセットで作られることが多い。廃棄物処理や資源輸送など、一方通行でかまわない場合にさかんに用いられる。


  • 圧縮型

パンゲオンをそのままの形で小さくしたような種類の異世界へ接続する方法。そのような異世界は理論上では予言されているが、実際にはまだ見つかっていない。また扉を通る際に通行者が圧縮されない仕組みを予言したシュトラーエスの定理は、トポロジー界では有名な未解決問題である。


  • 単射型

圧縮型に似ている。パンゲオン→異世界に対応する点は全て存在するが、異世界→パンゲオンに対応する点は必ずしも存在しない場合。

こちらは【窓】程度の大きさのものでは実用化されている。


  • 離散型

写像が連続性を持たない接続方法。

離散しているといっても、ある程度の規則性を持つものを使う。


  • 次元型

いわゆるワームホール接続。他の扉とは原理が全く違う。人工的に扉を作る唯一の方法といわれているが、成功したためしは無い。


■扉の地政学

扉の結ぶ二つの地域は遠く離れた二つの地域を地続きにするので、政治・経済・軍事的に極めて重要である。


■門前市

扉のある場所には、貿易/軍事/行政都市がおかれることがほとんどである。このような都市は門前市とよばれる。

都市構造は一般に同心円/放射線状であり、内側から軍事地区、商業地区、住宅地区となっている。扉が反対側から占拠された場合に備え、行政地区は都心部から離れた場所にあることが多い。


門前市の種類

  • 扉の出入口が同じ国に支配される場合

扉の出入口の都市はしばしば一体化している。扉は開放的で、貿易がさかんに行われている。例:南バキスタ地方とリクシャマー帝国中枢を接続するヨムドラム市

  • 扉の出入口が違う国に支配されている場合

友好的な国同士であれば開放されるが、国力がつりあわない場合や、外交関係が悪化した場合に封鎖される。一旦扉が封鎖されると、再び扉が開かれるまでには長い時間を要する。また扉が開放された場合も、疫病の流行、経済構造の変化や、それに伴う相互不信に国が耐え切れず再び封鎖されることも少なくない。

また、反対側からの扉の封鎖の破壊や、扉の強奪に備えるため軍事都市としての色彩が強く、貿易は制限され、場合によっては通信にのみ使われる。防衛上の理由から存在が隠蔽されている扉もある。例:旧鈴国と義国首都を接続する第八門、通称緑廟門


■扉と戦争

領内に扉を持つ国同士が戦争する場合、戦争中は扉が封鎖されるので、経済に悪影響を及ぼす。中立の周辺国への扉の使用要請や封鎖要請も戦略に大きく関わるため、扉の無い地域に比べると、戦争における外交が相対的に重要である。


鈴国圏ではほぼ全ての扉が開放されているのに対し義国圏では多くの扉が依然封鎖されている。

義国圏で扉が封鎖されているのはは、戦争による中央集権化を図った義国にとって軍事が経済に優先した結果であり、義国崩壊後に小国が乱立した原因である。また騎乗が発達した。

一方鈴国圏では、扉を多用することで交通網の発達が遅れ、都市化が進んだ。その結果、その間の土地は必ずしもその国の領域に入っている訳ではなく、鈴国に服属しない異民族が多数存在していた。この状態は、鈴国圏での身分制度に大きく影響を及ぼすことになる。

2008-08-29

天国と地獄

| 23:17 | はてなブックマーク - 天国と地獄 - 虎すぐるの日記

天国

宇宙の果てとか雲の上にある。

不幸や狂気を地獄に送ることでどうにか保たれている。

幸福は義務。


地獄

宇宙の果てとか地面の奥深くにある。

幸福や理性を天国に送ることでどうにか保たれている。


パンゲオン

天国と地獄を分ける空間。天国と地獄を行き来するために設置された紀元槍が突き出ている。

天国と地獄のゴミ捨て場。