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20100408 Thu

[][][][] 18:32 2010-04-08 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク

僕は記憶を失うことができない。

どれだけ周囲の人間がそれを忘れていこうと、僕だけは絶対にそれを忘れられない。

常に僕は過去の行為に対して罪の意識を持つ。

例えば、彼女を殺してしまったこと

20080718 Fri

[] 12:25 2008-07-18 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク








                 「だからやめとけっていったのに」









[]地中 12:29 地中 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク はてなブックマーク - 地中 - ゆらぎ市立図書館書庫

理解なんて不毛だ。

すべての情報を総合しても君は輪郭すら把握することができない。

すべては巨大に肥大していき増殖する。


その中に欠片でも物語を見出すことができるならば、あるいは——

20080620 Fri

[]発話のためのみに口唇が存在するのではない、ことの証明 22:01 発話のためのみに口唇が存在するのではない、ことの証明 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク はてなブックマーク - 発話のためのみに口唇が存在するのではない、ことの証明 - ゆらぎ市立図書館書庫












               (ささやかな反抗を、静寂の中で)

               (わたしの手を取り、そしてそのまま歪む風景をぼんやりと)

               (空白の)

               (朝日がもう二度と昇らないことを暗示される)

               (さよなら、と君は答えてから)

               (既に、もう、為ってしまったらしい)

               (ここはどこだ)

               (君を蹂躙しきって、それから、もう、離さない[放さない])


               (甘い砂糖菓子をくれてやりましょうね)





「……ん」

「なんか変なこと考えてたやろ」

「……ごめん」

「いや、別にええねんけど」

HowdyHowdy2011/05/25 23:06I’m not wtohry to be in the same forum. ROTFL

WillieWillie2011/05/26 01:42Cool! That's a celevr way of looking at it!

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hpdmizdoxkhpdmizdoxk2011/06/01 18:52lq0C8D , [url=http://xpczbxbbhcrs.com/]xpczbxbbhcrs[/url], [link=http://koxpedstreii.com/]koxpedstreii[/link], http://kkjpotalvokl.com/

20080608 Sun

[][]さくらはゆきと手をつなぎ 22:55 さくらはゆきと手をつなぎ - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク はてなブックマーク - さくらはゆきと手をつなぎ - ゆらぎ市立図書館書庫

「なー、ちょっとー、手伝ってー、なー」

「んー、まって、いま可愛い女子小学生がそこを」

「……手ぇ出したらあかんで」

「眺めてるだけやもーん」

「あとでちゃんと手伝ってやー、タンスの場所とか決めなあかんし」

「ほいほーい」


満開の桜が、青空によく映えているのが窓越しに見える。

このアパートに決めたときは、こんな目の前に桜の木があるなんて気付かなかった。

駅からちょっと遠いけれど、ふたりで住むのにちょうどいい広さだ。


ふたりで暮らそうか、って決めたのはいつだっけ。

去年のことを、あまりよく思い出せない。

鮮明に覚えているのは、あの雪の日の夜のことだ。

さくらが凍え切った体でわたしの下宿まで来て、そのままわんわん泣き続けて、わたしはたださくらを抱きしめることしかできなかった、あの夜。

それから何日かしてからさくらと話し合って、決めた。たしかそうだ。今思い出しても阿呆みたいな思い付きだ。

けれど、後悔はしてない。さくらと暮らすことは、わたしにとっても、いいことだと思う。


「ゆきちゃーん」


さくらがわたしを呼んでる。


「なにー?」

「なんでもなーい」

「手伝ってーや」

「そのうちー」


さくらは手伝う気が全くないらしい。諦めて、ひとりでダンボールの山に取りかかる。


「ああそっか、今日って小学校の入学式か」


しばらくして、唐突にさくらが声を上げた。


「ん、そうなん?」

「よー見たらみんなええ格好してるし、お母さんとかお父さんとかと一緒やし」

「あ、この向かいの建物ってもしかして小学校?」

「ぽいねー」

「運動会の日とかうるさいかなー」

「かなー、にぎやかでおもろいんとちゃうかなー」

「たまにはそういうのもええかなー」

「ねー」


のんきに鼻歌なんか歌ってる。

はぁ、とわたしは溜息ひとつついて、でもすこし思い直して、さくらと一緒に窓の外を眺めることにする。

引っ越しの片付けは、あとでいいや。


さくらの鼻歌を聴いてると、こっちもごきげんになってくる。

透きとおった青空、満開のさくら、元気な新入生。

こんな晴れた日だもの、おさんぽだってしたい。

でも片付けをしないと今晩の寝床もない。ううう、つらいなあ。


と、ごきげんな鼻歌がとつぜん止まった。

ふしぎに思ってさくらの方を見やると、窓の外、遠くのほうを見て、ぼんやりしている。

桜に見とれているのかと思っていたら、どうも違うようだった。

さくらがゆっくりと口を開いて、つぶやいた。


「……うち、桜の花ってあんまり好きとちゃうねんか」

「自分の名前やのに?」

「好きじゃないっていうか、こわい」

「……桜の森の満開の下、か」

「桜の木の下には死体が埋まってるよ」

「……こわい?」

「……ゆきちゃん、うち、こわい」


そう言って、さくらはわたしの方に寄りかかってきた。わたしはさくらの肩を抱きしめる。


「うん、よしよし」

「……えへへ、ゆきちゃん、すきー」


桜の花が、風邪に揺られて、散っていく。


小学校から、こどもたちの歌声が聞こえてくる。



「いま、うち、さみしくないよ」

「うちも、さみしくない」

「ここはとおいところやね」

「うん、」

「とおいね、」

「うん、」

「おさんぽ、」

「え?」

「おさんぽ、しよっか」

「……うん、おさんぽ、しよ」

「この街を、みてまわろう」

「あたらしい、わたしたちの、街」


「手を、つないでていよう、ね」

[] 22:58 2008-06-08 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク

「……おにいちゃん童貞やったやろ」

「う」


#おまけ

[] 23:05 2008-06-08 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク

「最近、旅人のひとが姿を見せないの」

少女は溜息をついた。


#近況

FanniFanni2011/05/25 15:07That’s more than sienbsle! That’s a great post!

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20080604 Wed

[][] 23:58 2008-06-04 - ゆらぎ市立図書館書庫 を含むブックマーク

もう、すっかり、陽は落ちてしまった。

ぐったりとベッドの上に倒れ込んでいた妹が、身体を起こす。


「ん、んーーー」

「おはよう、ゆきちゃん」

「……おはようって時間とちゃうやん」

「そうだね」

「うち何分くらい寝てた?」

「30分くらい」

「そっか」

「うん」

「……」

「……」

「……ふく、きるからあっち向いといて」


今更「あっち向いて」はないだろうと思うけど、それが妹のご意向らしい。

ぼくはカーテンを少しだけ開けてみる。外灯に羽虫が集まっているのが見える。

後ろのほうでは、妹が服を着る衣擦れの音が聞こえる。

部屋の中がもう真っ暗に近かったので、そっとテーブルランプを灯けた。


「おにいちゃん!」

「はい、なんですか」

「かみのけくくって!」

「え」

「かみのけ!いま!くちゃくちゃやんか!」

「ああ、うん」

「自分でやるの癪やし、おにいちゃんがやって」


その理論が全く分からないけど、ぼくがそういうことを嫌がる理由はないので、そうすることにする。

たたたっと洗面台に駆けていった妹は、髪ゴムひとつとブラシを持って帰ってきた。

それらをぼくに手渡し、ぼくに背を向けて座った。


「ど、どういうふうにくくったらいいの」

「……おにいちゃん、うちがいっつもどんなくくり方してるかちゃんと見てないんか」

「ていうかこんなに髪の毛長かったかな、ゆきちゃん」

「三年前からセミロング!」

「……どうしよう」

ポニーテールでええよ」

「……わかった」


妹の髪を一房、手に取ってブラシをかける。

妹は黙って俯いている。

頭の上の方までブラシをかけて、髪をひとつにまとめる。

前髪をすこしだけはずして、耳の前に垂らす。

髪ゴムを通す。

形を整えるために引っ張ると、痛いと言って罵声が飛んできた。


「……おにいちゃん、上手いし」

「はじめてだったけど、ちゃんとできてよかった」

「なんでこんな上手いの」

「知らないよ……なんか、こう、手が勝手に」

「気持ちわるっ」

「そんなこと言わないでよ」

「えへへ、ありがと」


妹は立ち上がり埃を払った。


「出掛けよっか」

「どこに?」

「……どっかに」

「うん」

「……どこにも、」

「え?」

「うちらはどこにも行けへんのやろなあ」

「……そっか」


けれど妹はにこりと笑った。


「おにいちゃんのこと、嫌いやで」