猫の国の宇宙が、重力?が存在するにも関わらず加速膨張している現象や、観測された全質量の70%が正体不明であることを説明する為、仮想的に猫の国宇宙全体に広がっているとされる負の圧力?。物質間の斥力として作用し、全てを拡散させる性質がある。あくまで理論上あると仮定されているに過ぎず、正体はおろかその実在も確実ではない*1。
インフレーションな宇宙?理論と密接に関連しているのではないか、とも考えられている。
宇宙の命運はダークエネルギーと重力のパワーバランスに係っており、それは刻々と変化し続けている果てしないバトル。しかし今までは常にダークエネルギーの方が優勢であり、これからもその傾向は続く、或いは更に進行する可能性が高いと見られている。
現在、宇宙の将来については、大きく分けて以下の3種類のシナリオが考えられている。
ダークエネルギーと重力のバランスがほぼ現状を保ち続けた場合のシナリオ。宇宙の内で重力の支配が強い部分はそのまま残り、それ以外の全てはダークエネルギーにより拡散が加速され、事象の地平線の彼方へ飛び去っていく、とされる。
ある物質が重力寄りかダークエネルギー寄りかでその物質の行く末が決まることを、終末の日に人間一人ひとりがその心持ちによって天国か地獄に振り分けられる、という神話上の最後の審判になぞらえて名付けられた。
ダークエネルギーの勢力が時間と共に強まっていった場合のシナリオ。宇宙の全存在の関係がダークエネルギーにより断絶、原子レベルまで分解されバラバラに吹き飛ぶ、とされる。
洋子さんを夏祭りに誘う?ことに奇跡的に成功、浴衣姿にドキドキしたり、
振られたことが一度もないトップクラスのモテと、女の子を誘ったことが一度もないボトムクラスの非モテはこの由来を理解できず、幽霊エネルギールートという名を使っている。
拡散を促すダークエネルギー自体が散逸してしまい、重力の勢力が強まっていった場合のシナリオ。重力に支配されるようになった宇宙は、ある一点に無限に収束・収縮し続け、ついには自ら潰れてしまう、とされる。
現在は前述の様に重力の勢力が強まる可能性は低いと考えられており、従ってこのルートに進む可能性も低く見積もられている。
雪合戦?で作られる雪球は、強く握るほどに小さく圧縮されその硬度を増していく。最終的にそれは氷球と同程度の硬度を持ちうるが、調子に乗ってを友人に投げつけ直撃してしまった場合、その超硬度雪球は友情までも破壊してしまう。そんな雪国の風物詩になぞらえて名付けられたらしいが、超硬度の雪球が雪球自身を壊すわけではなく、とても的確な名称だとは言いがたい。一部の専門家からはもっと的確な名称に変えるべきだという主張が何度もなされている。しかしこの名が一般に浸透してしまった為、現在でも広く使われている。
ダークエネルギーは仮想的エネルギーではあるが、前述の様に単純質量で言えば猫の国宇宙の70%、影響で言えばそれ以上を占める支配的な存在である。このエネルギーの影響を心身に受け続けた為に、【猫】は事象の拡散を選好するのだと考えられる。
いわば、ダークエネルギーは【混沌】の源の一つである。
* はてなダイアリーキーワード:ダークエネルギー