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2009-07-14蛇たちの饗宴2 8章

久々の更新になります。

しかしながらゆらぎネタ思いつきません。

また思いついたら書きます。

それとは別に小説の続きです。


8.夜の先にあるもの

 凡そ生活観の感じられない殺風景な、壁紙一つ無く薄暗い部屋の真ん中に彼女はいた。

 天井に空ろな瞳を向けたまま、酷く痩せた腕で膝小僧を抱くようにして彼女は蹲っていて、私達に気付いて向けられた彼女のその瞳はまるで泥のように澱んでいて、そして虚ろだった。

「……驚いた」

 彼女を見て私は思わず口にした。なぜなら、彼女こそは……

「生きていたんだな、唯卯樹 菜恵(ゆうき なえ)」

 唯卯樹 菜恵、それが彼女の名前だ。

 私の知る限り彼女は『始末者』最高の狙撃主にして、組、いやあるいはこの地方では史上最大の凶状持ち。

 私に『始末者』としての心得を教えてくれた女。

 そして女だてらに「凶蛇」の二つ名を欲しいままにし、敵対する組との抗争の際実弟を殺されて、組の命令のないまま相手の大物幹部を次々に暗殺していった彼女の最期は仲間の『始末者』に追い詰められて、秘密裏に処理されたと聞いていたが……

「君にまた会えるとは思わなかった」

 私はそう声をかけたが、彼女はまた無言のまま天井に視線を戻した。

 元々無口で無愛想な彼女だったが、少なくとも私の知る彼女は他人に声をかけられて返事をしないほどには無口でも無愛想でもなかったはずだ。だというのに……

「おい、彼女……」

 私はあることに気付いて情報屋の方を向いた。「へぇ、酷い中毒でして」と情報屋は首を縦に振って答える。

 見ると、彼女の足元には使ってからそれほど時間が経っていないのだろう、真新しい注射器が転がっていた。

「なんだってまた、薬物中毒なんかに?。俺の知っている彼女は薬の類を嫌っていたはずだが」

 薬は腕を鈍らせるし、とっさのことに対処ができなくなる、というのが彼女から聞いた理由だった。それに薬は、末端価格ではないにせよ、自分達の手元に届くまでにはかなりの中間搾取がされている、搾取の無い社会なんてものは無く、搾取の存在自体から目を背けて否定するか搾取を肯定するかのどちらかの社会しかないが、できれば搾取はされたくない、とも言っていた。いずれにせよ、その話を聞いて、彼女らしい理由だと私は思ったものだったが……

「なったのではなくて、されたんですよ」

 情報屋の言葉に、「どういうことだ?」と私が聞くと、「組長の指示でね」と情報屋は答えた。

「この場から逃げ出したりしないように薬漬けにされたんでさぁ。実際、最初は普通に監禁されていたんですがね、監視を殺して逃げようとしたもんで」

 さすがは「凶蛇」だ、と私は舌を巻いた。いつまでも捕らわれたままでいるつもりはないらしく、そうなっても執拗に逃げるチャンスを常に狙う。

「しかし、どうして組長もそんな危険な女を始末しようとしなかったんだ?」

「危険だからでさぁ」と情報屋は答えた。「危険だから何かの役に立つ。危険物を持っているという事実と情報が武器になる。そう考えたからこそ今まで生かされてきたんですよ」

 そういうものなのだろうか?、と私は考えたが、まぁ、権力者の考えなど、いつだって私の慮外だ。

「それで、彼女を利用するということだが。そもそもここから連れ出せるのか?」

 私は外に付いている監視に聞こえないように、頭の中で情報屋に語りかけた。

 部屋には明り取りのための、小さな窓が一つあるきりだ。しかもこの場所、古い雑居ビルの一室に来るまで、気付いただけでも6人以上の人間が監視についていた。その監視の中、私は情報屋に言われて渡されたジャケットのフードを深く被ったまま、彼とここに通されたのだ。

「監視には金を握らせます。しかし、もし監視が言うことを聞かない場合は……」

「力づくか」私は口元を緩ませた。「お前も暫くの間に随分と香ばしい性格になったな」

「旦那の影響でさ」肩を竦ませて情報屋は言った。「今更自分は無関係です、なんて通用しやせんからね。毒を喰らわば皿まで……場合によっては机まで食わにゃ、嘘ってもんでさ」

「それで腕のほうは大丈夫なのか?。折角助け出しても、肝心の腕の方が鈍っていては話にならん」

 私がそう言うと、情報屋は床に転がっていた皹の入った皿を明後日のほうへと投げてみせた。

 すると次の瞬間には、フリスビーのように宙を舞っていた皿が砕けて散り、注射器が壁に突き刺さっていた。

「パーフェクトだよ」私は、思わず感嘆の声をあげていた。「さぁ、そうなると次は武器だが……」

 これは私に一縷の望みがあった。その人物に頼るということに不安が無かったわけではなかったが……

 

 

 「武器?あぁ、あるよ。ただし、AKとかトカレフとか、ドラグノフだけど、良い?」

 それから数時間後、私は気配を手繰って見つけ出した少年の居場所、数年前に客の入りが悪くて潰れたデパートの屋上にいた。

 そして、その寒風吹きすさぶ屋上で私はと言えば、少年のその口調のあまりのこともなげさに、呆気にとられて立ち竦んでいたのだった。

「どうしたの?。USモデルの方が良かった?」

「いや、あまりにあっさりと言うのでね」

 一体、この少年は何者なのだろう?と私は改めて思った。

「オーギュスト、ストックの中から幾つか見繕ってあげてよ。そうだねぇ、多分銃弾が共通した拳銃とサブ・マシンガン、あとなるべく威力のあるスナイパーライフルが良いんじゃないのかな?」

 少年がそういうと、何時の間にか私の背後に立っていた背の高い青年が黙って私に大きな紙袋を渡してきた。紙袋は見た目以上にずっしりと重く、その中に何が入っているのか覗かなくても察することが出来た。

 銃弾も一緒に入れてあるよ、と一見無邪気に見える笑みを浮かべながら少年は言った。その笑みが、何故か私には薄ら寒いものを感じさせた。この少年は、私がやろうとしている事についてどこまで察知しているのだろう……そして、本当に味方だと信じていいのだろうか?。今更ながら私は考える。

「あと何か必要なものはある?」

「それと、『共有・共感現象』についてなんだが……あれは本当に二人以上の人間と『接続』したまま自分の意識を保つことはできないのか?」

「出来るよ」難しいと思っていたことに対して、あっけなく少年は答えた。「でも、そのためにはある程度の修練が必要だけどね。今の君だったら二人と『接続』したら意識が飛んじゃうでしょ。それが普通だよ。あぁ、でもこの前『姫君』は修練無しに二人の人間と『接続』して大立ち回りを演じたんだっけ」

「そうですね」

 と私の背後の青年が静かな口調で答えた。

「それでも危険だよ。一歩間違えたら精神が破壊される可能性もあるからねぇ。何にせよ、次の行動を起こすのは今の『接続者』との『接続』が切れてからにした方が良いんじゃない」

「忠告、痛み入るよ。だが……」

 だが、そうは言ったものの、私には既にして時間が無かったのも事実だった。

 結局、私は唯卯樹 菜恵を助け出すのに大立ち回りを演じてしまっていたのだ。私が犯罪になることをするのならば『再殺者』と呼ばれる者達が動く、とあの少女は言っていた。それが本当ならば、『再殺者』は既に動いて私を包囲にかかっているはずだ。それに、そうでなくても幽閉していた唯卯樹 菜恵が脱走したことは遅かれ早かれ組の知る所になるだろう。連絡を遅れさせるために、私は監視を全て始末したが、それだって交代要員が来ればすぐに知られることだ。

 ……せいぜい長くて今晩いっぱい

 それが私の推測した残り時間だった。

「『誘導者』の件だったら心配しなくて良いよ」そんな私の考えを半分だけ読んだのか、少年は口元を緩めて言った。「この建物に入った瞬間から、相手の『探索者』から君の姿は補足出来なくなっているはずだからね。この建物にはそういう仕掛けがしてあるんだ。僕も彼らに見つかると色々と厄介だからね」

 「用心深いことだ」と口では言いながら、そんなことが出来るこの少年に私は感嘆していた。私の行動を読んでいたかのような手際の良さといい、この件といい、まるで……

「ばれちゃったかな。そうさ、実は僕は魔法使いさ」

 私の仕草から私が何を言わんとしているのか察しておどけて言ったのだろうその少年の言葉を無視して、「一体、君は私に何を見返りに望んでいるんだ?」と私は聞いた。彼は、自分はボランティア団体みたいなものだ、と言ったが、そんなボランティア団体があるわけがない。テロリスト、さもなければ……

「人の好意は素直に受けようよ。人からそう言われたことは無いの?」

「幸か不幸かないな」

 そう答えたものの、本当は思い出すのが億劫だったのと、嫌だっただけだ。

 彼が何者にしても、私にその後にどのような見返りを要求するにしても、私に武器を供給してくれる、という事実だけが今は大事だった。

「それより、さっき『修練』なしに二人の人間と『接続』したまま大立ち回りを演じた『再生者』がいた、と言ったな?」

「言ったけど、あれは特別であって君がやったら……」

「何分耐えられる?」少年の言葉を遮って俺は聞いた。「私だったら、精神が破壊されるまでに何分耐えられる?」

 私の言葉に少年は一瞬だけ呆気にとられたようだったが、やがて「そうだねぇ……」と首をかしげた仕草をして、しばらく間を置いて「10分」と答えた。

「二人の人間、両方もしくはどちらかに『人形作り』を使って10分が限度だね。ただし、間違いなく君はその後で『壊れる』よ」

「そうか10分か」

 気付けば私は「10分」という言葉を何度も反復していた。

 ……10分……その間に出来るのか?……

 結局考えても埒が明かないことに気付いたのは暫くしてのことだった。確かに確実に事は成したい。だが、手をこまねいて時間が過ぎるのをただ待つわけにもいかない。このまま時間が経過して、組に気付かれて警備状態を普段と変えられてしまえば何の意味も無い。

「ちょっと、ちょっと。もしかして馬鹿なこと考えてない?。折角、折角の二度目の人生は大事に使わなきゃ……」

「君の知ったことではない」

 私は、かってあの少女に言ったように少年にも冷たくそう言っていた。

 きっとその時の私は立場と言うものを弁えていなかったに違いない。少し考えれば、どちらが掌で転がされているのかなどすぐに分かることなのだ。だというのに、少年は私の無作法を咎めようとせず、「OK、分かったよ」とおどけた様に肩を竦めて見せた。

「聞かないよ。君の自由だもんね。僕は君のサポートをするだけだし」

「……」

 少年の言葉に、どう応えていいのか分からず、私は暫し仏頂面のまま立ち竦んだ。

「まぁ、パーティのドレスは揃ったことだし」そう、少年は私の手にした紙袋を指差して言った。「かぼちゃの馬車は必要だよね。魔法使いとしてはそこまで揃えてあげたいところだけど、僕は未熟な魔法使いでね。代わりに車で我慢してよ。ちゃんと、この場所と同じ魔法をかけておくからさ」

 そう私に言ってから「オーギュスト」と例の青年の名前を呼ぶと、彼は「ええ、すぐに用意しましょう」と言って素早く踵を返してその場から消えた。

「ごめんねぇ、ガソリン自動車なんて夢の無いファンタジーで」

「いや、十分だ」

 「じゃあな」と背を向けて立ち去ろうとする私に、「君は……」と少年は唐突に語りかけた。

「君は、夜の先にあるものが果てしない闇だと思うかい?」

「……」

 私は足を止め、一瞬だけ少年の言った言葉の意味と、その問いかけへの答えを考えた。

 だが、私には言葉の意味を理解することも出来なければ、答もまた出すことはできなかった。

 

 オーギュストという青年に手伝ってもらい、ここまで乗り付けてきた車から唯卯樹 菜恵を彼らの用意した車に移すと、私はハンドルを握って車を走らせた。最終的な目的地は決まっていたが、私は思うところがあって寄り道をすることにした。

「聞こえるか?」私は車を止め、現在の『接続者』である情報屋を呼び出す。「成功だ。これで武器と人手の調達ができた」

「そりゃ、よかった」私は、情報屋の安堵の溜息を聞いた気がした。「それで、今どこに?」

「あのアパートの近くの公園だ。今から出てこれるか?」

「へぇ、大丈夫ですが……」

 躊躇う情報屋に「お前に伝える言葉がある」と私は伝えた。

 私は、ポケットの箱から煙草を一本取り出し、車に取り付けられたライターで火を着けて情報屋を待つことにしたが、その時後部座席にいた唯卯樹 菜恵が手を出して煙草を一本要求したので、私は一瞬躊躇ったが、結局煙草を一本分けてやった。

 情報屋が私の車に気付いて、ドアをノックしてきたのは私と彼女の煙草が丁度吸い終わった頃だった。

「やって来たか……」

 そう言って、私はドアガラスを下ろした。だが、それ以上の言葉が止まったのはその背後に小さな人影を見つけてしまったからだった。

「……どうして?」

「ごめん、来ちゃった」

 少女はそう言って、情報屋の前に出てきた。

「危険だと言ったはずだ」

「分かってる。でも、やっぱり言わなきゃならないと思って」

 俯き加減で、私と目線を合わせないようにしながら少女は言った。

「……やっぱり行くんだよね」

「そうだ」

 私は強い口調で言った。

 少女が何を言いたいのかは分かっていたが、けれどそれは叶わないことだというハッキリとした意思を示すかのように。

 けれど、少女が顔を上げて私の眼を見ながら言った言葉は違った。

「私、止めない。あなたのことを止めない」

「……」

「貴方が私を助けてくれて、『奪う』ことでしか私を助けることができないのなら、その罪を私も負うよ。決めたの。気付いたの。私は私が選択したことで、お父さんも姉さんも喪くした。だから私は今更綺麗な手じゃない。あなたがその手をさらに罪に染めるというのなら、それは私も同罪。私、もう怖がらない。だから……」

「もう、良い」

 それ以上の言葉を私は聞きたくなかった。そして少女にここまでの決意をさせてしまった世界と自分自身を呪った。

「やがてこの夜も明ける。そして、夜の先にあるものをその瞳に映した時、全て忘れるんだ。この不幸な出来事も、私のことも……何もかも」

 それだけが、彼女が受け入れてしまった汚濁から彼女を救う唯一の手立てのはずだった。

 人は、生きていくために汚濁に浸からずにはいられない。けれど、それを受け入れるには彼女はあまりに若すぎるはずだ。

 だというのに、彼女は私の言葉にその首を横に振った。

「嫌、絶対に忘れない。貴方のことだけは絶対に忘れない」

「痕を残そうというのか?。後悔するぞ」

「後悔したって良い。だから……」少女の眼に湛えられた涙を私は見た……見てしまった。「だから、この夜が明けて、朝が来た時、私の側にいて」

「ああ……」

 そう答えた私は、彼女と目を合わせてはいなかった。顔を逸らしていた。

 昔聞いたことがある。喧嘩をする時に絶対に相手から目を離してはいけない、と。目を最初に離したほうが勝負に負けるのだ、と。だから、この戦いに勝ったのは彼女の方だった。

「絶対だよ。絶対だからね」

「……」

 私は車のエンジンを掛けた。これ以上この場にいて、嘘を吐き続けることは辛かった。今まで嘘を吐き続けて、嘘に塗り固められた人生なのに、なぜかその時だけは自分の嘘が辛かったのだ。

「……旦那」

 言われて、私はやっと情報屋のことを思い出した。

「あぁ、お前に言っておきたいことがあってな。この件が済み次第お前は自由だ。私の情報を売るなり勝手にすると良い。だが、その娘には絶対に手を出すな」

「しませんよ、そんなこと」情報屋は肩を竦めて言った。「それに旦那の情報を売ることもしません。もうね、この仕事は辞め時だと思っていたんです。いい歳ですからね。これが良い機会ですよ」

 そう言って微笑んだ彼の顔に嘘は無さそうだった。そして、仮に嘘だったとしても、もうどうしようも無いことだった。

 私は車の窓ガラスを閉め、そして車を走らせた。

 使う機会を逸した、ポケットの拳銃がなぜか何時もより重かった。けれど、なぜかホッとしている自分に気付いて、私は奇妙な感覚を覚えた。

「あんた、あの老人を始末するつもりだったんだろう?」

 不意に後部座席の彼女が口を開いた。

 私は中毒のはずの彼女がはっきりとした口調で喋ったことに驚きながらも、そのことを表に出さずに無言のままでハンドルを握り続けたが、実際の話、彼女の言う通りだった。やはり10分という時間は短すぎる。だから、『接続者』を一人消して、『接続』を一人に絞るつもりだったのだ。

「でも、あの娘のせいでできなかったわけだ。しばらく観ないうちに甘くなったねぇ、あんたも……」

「……そうだな」

 否定するつもりは無かった。

 確かに彼女の言う通りだ。私は甘くなった。そんな風に私を変えたのは、あの少女、梅谷 舞花だ……ろうか?

 私の中に不意に疑問符が持ち上がる。

「それにしても、あんたも随分と喋るようになったじゃないか。私の知っているあんたは無愛想で無口だったんだがな」

 だが、疑問符の回答を得ることが怖くて、私は話を変えた。回答は、過去の記憶を思い出してしまったことで半ば出ていたに違いない。けれど、そのおぼろげな物が形になってしまうことが私には怖かった。

「違うね。元からそうだったんだよ。死んだ弟にはよく言われた、『姉さんはお喋りだ』ってね。けれど、その弟もいなくなって、本当の自分をさらけ出す場所もなくなって。あたしには本音の自分と、演じた自分の境界が無くなった……ただ、それだけさ」

 そして、彼女が選んだ自分は本音の自分、だということなのだろうか?

 それは分からなかったが、その話は、なぜか私には他人事に思えなかった。

 ……あの娘がいなくなって、私が選んだのが……

 私は頭を振り、その考えを頭の中から追いやった。

 今はやらなければならないことがあり、俺には余計なことを考える余裕はないのだ。

「……間違いなく君はその後で『壊れる』よ」

 だというのに思い出したのは、あの少年の言葉だった。

 これが、私が大事なことに気付く最後の機会だったのではないだろうか?と考え、私は後悔と共に心が僅かに痛むのを感じた。

「それで、あたしを助け出してまでやろうってのは何なんだい?」

 彼女の言葉が私を現実に引き戻す。

 私は、煙草に火をつけて大きく吸い込んで、煙を吐き出すと言った。

「組長の暗殺だ」

KaydiKaydi 2016/05/11 15:19 Is that really all there is to it because that'd be flrbbeagasting.

ゲスト



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